“エモラップ”で話題のKvi Baba。
柔らかいフローとリリックがエモーションを感じさせます。
20歳という若さで多くのラッパーとコラボを実現しています。
今回はそんな期待の星のKvi Babaさんについて調査してみました!
Kvi Babaのプロフィール
この投稿をInstagramで見る
名前 | Kvi baba |
---|---|
生年 | 1999年 |
出身 | 大阪府茨木市 |
所属 | Fortune Farm |
SNS | Twitter / Instagram |
Kvi Babaは1999年生まれなので今年(2020)で21歳になります。
つい昨年まで19歳だったとは思えない才能を開花しています。
Kvi Babaの読み方
Kvi Babaの読み方は「クヴィババ」です。
楽曲の最初に自分のMCネームを言う事も多いですね。
Kvi Babaがラップを始めたきっかけ
Kvi Babaがラップに目覚めた時期は高校3年生の頃でした。
知り合いのスタジオに行った際にラップをしてみたところ自分の中でしっくりくるものがあったのだとか。
“音楽することができたという感覚があった”と語っていますが、
初めてながらにしっかりとラップの感覚を掴んでいたみたいですね。
Kvi babaの生い立ち
大阪で生まれたKvi Babaですが、過去の事についてあまり良い話は語られていません。
高校時代は馴染めず友達も少なかったようで、しょうもない時間をただ過ごしていたと語っています。
そんな中でも家に帰れば温かい家族が待っていてくれましたが、それが壊れてしまったとインタビューで話しています。
詳しいことはわかりませんでしたが、家族の間になにかあったようですね。
いい経験だけでなく幼いながらに様々な感情を体験した過去があるからこその今のKvi Babaがあるわけですね。
Kvi babaの経歴
Kvi Babaは2017年頃からSoundCloudで楽曲を出し活動していました。
彼の驚くべきところは19歳という若さで他の有名ラッパーとコラボしているところです。
ZORN
東京出身のラッパー・ZORNとコラボした楽曲を披露したのは2019年2月。
数々の曲を生み出しているDJ TATSUKIによってリリースされた「Invisible Lights」。
曲名は直訳で「見えない光」という意味ですが、人生における虚しさを歌いつつ最後には“消えないのは光の愛情”とリリックで描かれています。
ZORNの特徴的なフロウと絶妙にマッチしています。
SALU
その翌月にはSALUとの楽曲「A Bright」をリリースしています。
SALUとKvi Babaが対談している記事がありますが、そこでSALUはKvi Babaのことを“天才”だと思ったと語っています。
Kvi BabaもSALUのことを別世界にいる人だけど、自分と近い人だとシンパシーを感じているようでした。
リリックの内容もかつてのSALUを思わせる部分もありますよね。
そんな二人が作った楽曲なので名曲なのは言うまでもないです。
RASEN−螺旋−
SALUやZORNとのコラボだけでなく、Red Bullが話題のラッパーを集めサイファーする企画「RASEN」にも出演しています。
vividboooyやFujiTaitoと共に一本の曲として完成しているほどのクオリティ。
普段のKvi Babaとは一味違う仕上がりになっているので楽しめます。
Kvi babaのスタイル
様々なスタイルのラッパーが存在しますがKvi Babaの魅力はネガティブな感情をあえて歌にすることです。
生きづらさや、痛みの部分をこれほどまでに素直に歌にしているのはKvi Babaの最大の魅力ではないでしょうか。
ラップを始める前から思ったことを殴り書きしていたようで、リリックに込められた感情が伝わりやすいのもこの頃からの癖が関係してそうですね。
また、Kvi Babaはヒップホップというジャンルにこだわっていないといっています。
ヒップホップに限らず音楽と人生を共にしてきて、弱い部分をみせていくKvi Babaのスタイルが“エモーショナルなラップ”と言われるのも頷けますね。
Kvi Babaのオススメの楽曲
活動年数が少ないにも関わらず名曲を生み出しているKvi Baba。
その中でもオススメの楽曲を紹介します。
A Bright feat.SALU
お互い根の部分がネガティブな二人のコラボ曲です。
「救いがない世界の中で希望を探す」感じがリリックから伝わってきます。
Kvi BabaのHookもどこか痛みに慣れてしまった人の悲しさを感じます。
しかし曲のテーマは勇気を与える事だと語っています。
もうなんとない
この道はくらい
もう君はいなーい
この道は暗い
Girl I’ll be fine yeah
Girl I’ll be fine yeah
もうなんともない
いつかの未来へ
Invisible Lights(feat.Kvi Baba & ZORN)
この曲をキッカケに一気にシーンの注目を集めたKvi Baba。
多くの人がZORNを目当てに聴いていたと思いますが、ZORNを喰うほどに強い印象を残しました。
19歳とは思えない達観したリリックに、ちゃんと思いが伝わるフロー。
日本のエモラップと言ったらKvi Babaと言う風潮になりました。
ZORNの優しいバースも相まって最高の曲となっています。
Leave Me Alone
幼少期のKvi Babaの事を歌っているのかな?と考えてしまう一曲。
誰か大切な人の死をテーマにしているのか、過去の自分との決別をテーマにしているかは分かりませんが悲しい別れの歌です。
まとめ
若手ながらもHIPHOPシーンに名を残しつつあるKvi Baba。
現代人が抱える悩みや苦悩を、明るみに出ている人でも持っているとわかるだけで救われることもありますよね。
そんな繊細な気持ちを感じ取れるのがKvi Babaです。
天才的な感性を秘めた彼の作品から今後も目が離せません。