Jinmenusagiはニコニコ動画発祥のニコラップからメジャーシーンに躍り出たラッパーです。
ストリートを知らず、自らをオタクと称する彼はラッパーとしては異色の経歴を持っています。
優れたスキルを持っており、ネットスラング、時事ネタ等を織り交ぜた独自のリリックが特徴です。
多くのラッパーやミュージシャンと親交がありますが、大森靖子とは昔から不仲が知られています。
今回はJinmenusagiのプロフィールや経歴、おススメの音源について紹介していきます。
Jinmenusagiのプロフィール
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MCネーム | Jinmenusagi(読み:じんめんうさぎ) |
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別名義 | Ghost cheek |
本名 | 冨山理央(とみやまりおう) |
生年月日 | 1991年11月4日(2020年2月の段階で28歳) |
身長 | 180cm |
出身 | 東京千代田区 |
出身校 | 一橋中学(一橋大学とは関係ありません) |
趣味 | ゲーム・ネット |
SNS | Twitter / Instagram |
名前の由来
MC名はmixiのハンドルネームが由来です。
名前の意味は本人ももう覚えていないと明かしています。
出身大学
出身校は中学までは判明しましたが、高校大学は不明です。
大学ではカウンセラーの資格を取得しているようです。
趣味はゲームで1日8時間程する時もあるそうです。
またGhost cheekという名前でビートメイカーとしても活躍しています。
ファッション
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Jinmenusagiは自らをオタクと評していますが、ファッションセンスにも定評があります。
インスタでも彼のファッションを知る事が出来、注目が集まっています。
Jinmenusagiの過去や経歴
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Jinmenusagiは東京都千代田区の出身です。
両親が音楽好きで元々触れる機会は多くありました。小学校時代はゲームをして過ごし、漫画家を志す等、インドアな少年として育ちます。
好きな漫画は母親の影響で80年代の少女漫画でした。
絵を描く事が好きだったようで、中学の時には美術部、高校の時にはアニメーション部に所属していました。
高校のアニメーション部はオタクが週に1~2回程集まる場所であり、漫画家としてスキルを磨く事は出来ませんでした。
2007年頃からミクスチャーバンドのMCを担当しています。
ラップとの出会い
見聞を深める為、様々なラップを聴くうちにフリースタイルにハマっていきます。
2008年にはニコラップと出会い、音源を制作開始。
ニコラップはニコニコ動画に投稿されたオリジナルのラップの他、ラップを乗せる為のトラック等もあり、多くのニコラッパーがこの時期に誕生しています。
あまりにニコラップにハマり、センター試験10日前にも動画をあげています。そのせいで受験は散々だったそうです。
デビュー
その動画が音楽業界の人の目に留まり、2011年には音楽レーベルLOW HIGH WHO? PRODUCTIONに所属し、音源の発信をネットからCDやライブにシフトしていきます。
この頃にはニコ動ではニコラップの引退宣言をしています。
2012年には20歳にして1stアルバム「Self Ghost」をリリース。
翌年にはレーベル外からも客演を募ったアルバム「ME2!」をリリースする等、コンスタントに音源を発表。
2015年にはレーベル「インディペンデント業放つ」を立ち上げ、より自由な表現を求めるようになります。
EPやベスト盤のリリースの他、2018年にはIttoとのコラボアルバム「Eternal Timer」と、sweet williamとのコラボアルバム「la blanka」をリリース。
トラックメイカーGhost cheekとしての一面も垣間見えます。
様々な音源をリリースしているJinmenusagiですが、彼自身はCDを聴く機械を持っていません。
CDが売れず、ネット配信が主流になる現在なので、今後はリリースするかは分からないそうです。
活躍の場がどのように変化していくか、楽しみなところです。
Jinmenusagiと大森靖子の関係
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大森靖子は自らを激情派と呼び、個性的な風貌とパフォーマンスで人気のシンガーソングライターとです。
ちなみに夫は凛として時雨のピエール中野です。
Jinmenusagと検索すると上位に大森靖子がヒットしています。MCと歌手の2人が何故検索の上位に上がるのでしょうか?
発端はJinmenusagiがとあるライブ(2014年11月頃?)で大森靖子をDISった事が発端です。
それを受けてか、大森靖子も「一生売れねーよ」とJinmenusagiに対してツイートを残しています。

大森靖子は後に他のアーティストと揉めた事でアカウントを削除しており、その時のツイートは見る事が出来ません。
その後、彼らが共演した等の話はなく、わだかまりが解けたか等は両者の中で語られていません。いつか仲が解消すると良いですね。
Jinmenusagiのおススメの音源
Jinmenusagiのラップの特徴は、疾走感がありお洒落なリリックです。
ニコラップに彼が与えた影響は大きく、2010年代の頃はニコラップ風のラップはJinmenusagiのスタイルであると言われた程でした。
はやいEP
2016年12月にリリースされました。8曲入りですが、はやいのremixやカラオケverが収録されており、曲自体は5曲です。
“はやさ”をテーマにした楽曲”はやい”はPVの中にプレステやプリクラが登場する等、幼少期のエピソードが盛り込まれています。DubbyMapleがプロデューサーとして参加しています。
他にも”きっとこの夜も”は盟友のハシシが参加しており、おススメのEPです。
2K11-2K15 JINMENUSAGI ANTHOLOGY
2011年~15年の間に制作された100曲あまりの楽曲から選び抜かれた22曲が収録されています。
今では入手困難な楽曲もあり、このアルバム1枚でJinmenusagiのルーツが辿れます。
ジメサギ
2015年にJinmenusagiはインディペンデント業放つというレーベルを立ち上げており、12月に移動後に初めて制作された音源です。
「このままで feat.サトウユウヤ」「BABEL feat. Mato」等、多くのアーティストとコラボしています。
まとめ
今回はJinmenusagiのプロフィールや経歴について紹介しました。
「ネットラッパーはストリートを知らない」と言われるHIPHOP業界ですが、スキルを活かし、一躍メジャーな存在に躍り出たJinmenusagiです。
活動の幅はとどまる事を知りません。まだ若く、これからが楽しみなラッパーですね。