AKLO(アクロ)は、東京都生まれ、メキシコシティ育ちのラッパーです。
日本人の母親とメキシコ人の父親を持ち、英語と日本語を駆使したバイリンガルラップと、その確かなラップスキルで多方面から支持を集めています。
倖田來未や久保田利伸ら、J-POPの大物の作品でも客演を務める彼。
今回は、そんなAKLOのオススメの10曲を紹介していきます。
AKLOのオススメ曲10選
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歩こう / AKLOと空
ギタリストの空哲平とのユニット「AKLOと空」名義で2008年に発売されたEP『AKLOと空』収録曲。
AKLO独特のハイスキルなバイリンガル・ラップはまだこの頃には完成されていないようですが、若かりし頃のAKLOの不安と、それでも歩いて行こうという希望とが入り混じった気持ちが描かれたシンプルな曲です。
Red Pill / AKLO
トラックメイカーのBACHLOGIC(バックロジック)のレーベル、「ONE YEAR WAR MUSIC」からリリースされたソロ名義での1stシングル。
冒頭のリリック「予測不可能な角度から果ての果ての方」は、大阪のラッパー、peko(ペコ)にテレビ朝日の番組「フリースタイルダンジョン」でサンプリングされました。
サッカー (feat. JAY’ED) / AKLO
2012年9月リリースのアルバム『The Package』収録曲。
大阪出身の歌手、JAY’ED(ジェイド)をフィーチャーした曲です。
サッカーのが上手くなってもキャプテンに媚びを売れずにフットサルに転向して自分の道を見つけるまでの苦悩と葛藤を描いたリリックが特徴的です。
New Days Move / AKLO
2013年リリース。
海外の流行をいち早く取り入れた遅めのビートがAKLOのフロウにバッチリ合っています。
倍速のビートに合わせた変幻自在なフロウが気持ちいいフックです。
Catch Me If You Can(feat. KREVA) / AKLO
2014年リリースのアルバム『The Arrival』収録曲。
KICK THE CAN CREWとしても有名なKREVA(クレバ)をフィーチャーした1曲です。
ルパンのように窃盗をはたらく犯人の目線のリリックが特徴的です。
RGTO(feat. SALU, H.TEFLON, K DUB SHINE) / AKLO
『The Arrival』収録曲。
若手天才ラッパー、SALU、BACHLOGICのラッパー活動時の名義、H.TEFLON、キングギドラのメンバーとしても知られるK DUB SHINEをフィーチャーした1曲。
豪華ゲストとAKLOのそれぞれ異なるフロウが冴え渡る、AKLOの代表曲の1つです。
Bob Dylan / AKLO
2016年リリースのアルバム『Outside the Frame』収録曲。
アメリカの有名なフォークシンガーボブ・ディランの名曲「風に吹かれて」を引用したリリックが印象的。
フックの” Bob Dylan “の発音が笑っちゃうほどかっこいいです。
McLaren / AKLO
『Outside the Frame』収録曲。
ボースティング(ヒップホップ用語。自己賛美)の歌詞がかっこいいです。
タイトルのMcLarenはイギリスのレーシングチーム、「マクラーレン」のことです。それと「捲られん」とをかけたリリックに思わず感心してしまいます。
COUNT ON ME(feat. ZORN) / AKLO
2018年リリース。
東京都葛飾区新小岩レペゼンのラッパー、ZORN(ゾーン)をフィーチャーした、AKLOの代表曲です。
ZORNの「娘たちは TikTok そんでパパは Hip hop」という歌詞には思わず爆笑してしまいました。
All The Way / AKLO
2019年リリースのアルバム『REGULAR』収録曲。
昔、下北沢のレンタカー屋でバイトしていた過去、そこから這い上がったAKLOのラッパー人生が全て語られているような曲です。
サクセスストーリーがハイスキルなバイリンガルラップで語られるのはなんだかスカッとしますね。
AKLOと他のアーティストとのコラボ曲
AKLOがコラボした楽曲をご紹介します。
Differnt Man / AKLO×JAY’ED
AKLOとJAY’EDのコラボーレション作品『Sorry…come back later』のオープニングトラックです。
テレビ東京系ドラマ「デッドストック-未知への挑戦-」の主題歌にもなりました。
AKLOのソロ作品とは違ってバカンスの匂いのするような爽やかなトラックが聴いていて心地いい曲ですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
スキルフルなバイリンガル・ラップを駆使するラッパー、AKLO。
皆さんも、そんなAKLOの作品を、ぜひ聴いてみてくださいね。