韻を「踏みすぎない」独自のスタイルと、重みのある言葉選びで人を惹きつけるラッパー・呂布カルマ。
MCバトルが好きな方で彼の名を知らない方はいないでしょうが、どことなくミステリアスな一面があります。
今回は、そんな呂布カルマさんの素性やフリースタイルダンジョンでの活躍について調査してみました!
呂布カルマのプロフィール
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MCネーム | 呂布カルマ(りょふかるま) / ヤングたかじん |
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生まれ | 兵庫県西宮市 |
育ち | 愛知県名古屋市 |
生年月日 | 1983年1月7日 |
身長 | 178cm |
所属 | JET CITY PEOPLE |
学歴 | 名古屋芸術大学美術学部デザイン学科 卒業 |
趣味 | 蛾の育成 / 芋虫から羽化までこなす |
SNS | Twitter / Instagram |
所属している「JET CITY PEOPLE」は、呂布カルマ自身がトラックメイカーの鷹の目と共に立ち上げたレーベルです。
名ばかりなラッパーなだけではなく経営者としての立場であるのはさすがといえます。
出身地は愛知県となっていますが、生まれの地は兵庫でさらに小学時代は大阪で過ごし、中学生になるタイミングで現在の拠点である愛知県の名古屋に引っ越したそうです。
「名古屋の呂布カルマとして語られるようになりたい」と語っていたり、名古屋を「東京や大阪になびかずに自分たちの文化を作ろうとしている街」と話しているので現在の地元・名古屋をかなり愛しているようですね。
呂布カルマの名前の由来
呂布カルマの名前の由来は三国志で有名な「呂布奉先」からきています。
活動開始当初は「呂布」のみで活動していましたが、後から語感が良いと言うことで「カルマ」を付けています。
呂布カルマの身長
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呂布カルマは身長178cmと平均よりもかなり高い身長です。
日本人の平均身長が170cm前後なので高身長と言えます。
SNSでのアイドルとの2ショットを見ると身長の高さが分かります。
呂布カルマの絵と学歴
呂布カルマはSNSでを描いて投稿しています。
過去に漫画家を目指し「名古屋芸術大学」の「美術学部」を卒業しているので絵がうまいのは納得ですね。
クオリティの高いリアルなが特徴です。
呂布カルマの趣味は蛾と金魚
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呂布カルマの趣味と言えば「蛾」と「金魚」です。
蛾に関しては芋虫から育てると言う熱の入りようで、ヘッズ達は一部を除いて軽くひいています。
芋虫を見るだけで蛾の種類が分かると言うので驚きです。
金魚に関しては恐らく「出目金」と「らんちゅう」、「獅子頭」を飼育しています。
呂布カルマの木
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呂布カルマのトレードマークといえば以前は「オールバックにサングラス」でしたが、2019年からは「木」になっています。
木との出会いは2019年4月8日で、花見をしている時に公園で拾ったそうです。
拾った当初は半年間同棲すると宣言していた木。
半年以上経った現在も健在です。
呂布カルマの木は縁起物みたいな感じになり、多くの著名人と共にSNSに登場しています。
運転免許試験に合格できない呂布カルマさん
呂布カルマは運転免許の試験に10回以上落ちています。
10回目の受験に関しては受ける前から落ちると分かっていたそうです。
免許がない呂布カルマの愛車は「ママチャリ」で、爆走しているところが盗撮された過去もあります。
呂布カルマの過去
ミステリアスで謎に包まれた呂布カルマですが、意外とその過去は語られています。
呂布カルマの過去を1つ1つ紐解いていきます。
過去は漫画家志望
最終学歴が名古屋芸術大学の美術学部となっていますが、もともとは漫画家を目指していたそうです。
少年時代は漫画を読んでいたようですが、その中でもムキムキの男たちが戦う漫画が好きだったそうで、「週刊少年ジャンプ」よりも「週刊少年チャンピオン」を好んでいたそうです。
「呂布カルマ」というMCネームの由来も、三国志がモチーフの漫画「蒼天航路」の三国時代でありながらも自由な「呂布」に語感で「カルマ」をつけたんだとか。
漫画家を目指していただけあって彼らしいチョイスです。
ラップをはじめたきっかけ
ラップを聴きはじめたのは大学生になってからだそうで、きっかけはDa.Me.Records(ダメレコーズ)の影響だそうで、主班のダースレイダーに直接デモテープを送ったそうです。
当時の呂布カルマについてダースレイダーは
こいつおもしれえな。すごい独特なラップするやつだな
と感じ、すぐに連絡をしたと語っています。
呂布カルマはダースレイダーからの反応がなかったらラッパーを辞めていたそうです。
呂布カルマの活動初期
大学卒業後、漫画家を目指した呂布カルマですが、クラブ通いになりラップを聞きます。
ライブをしているラッパーは上手い人もいれば下手な人も居ると気付き、「自分もやっていんだ」と思いライブ活動を開始。
AK-69は当時の事を「誰かは分からんけどいつもおる」と思っていたそうです。
また、UMBなどのMCバトルに積極的に参加しています。
2009年にはファーストアルバム「13 shit」の発表や、SEEDAとDJ ISOの「CONCREATEシリーズ」に選ばれています。
MCバトルの戦績
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魅力的な楽曲を制作する彼ですが、それだけではなくフリースタイルバトルでも数々の戦績を残しています。
- 戦極MC BATTLE|優勝2回 準優勝3回
- THE 罵倒 GRAND CHAMPION SHIP| 優勝1回 準優勝1回
- SPOT LIGHT|優勝1回 準優勝1回
- UMB|準優勝2回
- KING OF KINGS GRAND CHAMPIONSHIP|優勝1回
- ADRENALINE FINAL|優勝1回
とMCバトルの大会だけで輝かしすぎる程の記録を持っています。
呂布カルマの嫁
そんな過去を持ち合わせる彼ですが、実は芸術大学時代に出会った女性と32歳に結婚しています。
奥さんは山口いづみさんという漫画家の方で、大学のクラスメイトだったそうです。
奥さんは当時すでにプロの少女漫画家として活動をしていて、現在は2人の間にお子さんもいるそう。
MCバトルで「俺が抱くのは嫁と子供だけだ」と言い放ったこともあり、家族に対する愛が伝わってきます。
フリースタイルダンジョンでの活躍
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先程述べたようにかなりのラップの腕前をみせる彼ですが、その中でもフリースタイルダンジョンでの活躍はかなり有名なのではないでしょうか。
フリースタイルダンジョンとは5人のラップモンスターとMCバトルを展開し勝ち進めば賞金が獲得できるテレビ番組です。
呂布カルマは数々の大会で優秀な成績を残しているためその実力を買われ、season4から2代目のモンスターとして加わりました。
season4からseason6までの個人戦において呂布カルマの成績は
23戦18勝5敗で勝率はモンスターの中で最高です。
本人はバトルの強い弱いでラッパーを計ることを好みませんが、数々の名高きラッパー達が挑戦してくるフリースタイルダンジョンでこれ程の結果を出せるのはすごいです。
R-指定との名バトル
韻やFlowで勝負するというよりは強烈なパンチラインで有名な彼ですが中でも特に印象に残っているのが、
呂布カルマがモンスターになる前の3rd seasonでのR−指定とのバトルです。
2人はこのバトルの前にUMBの準々決勝で戦っており、その時はR−指定が勝利して終わっています。
R−指定が先攻でバトルが始まり、呂布カルマの言葉を使い
「『言葉のウエイト』ってほど軽い言葉はない」
と仕掛け
呂布カルマも
「3年前に対面した時よりも随分みすぼらしくなったな」
と対抗。
これに対し
「韻より見た目の話する方がダセェと思うんだわ」
と的確にアンサーしていきます。
この後も続くのですが、第1ラウンドは4:1でR−指定の勝利。
第2ラウンドに続きますがその後も
R−指定「その程度のスキルでここにあがんな」
呂布カルマ「お前クラスに10人はいたダッセぇ陰キャラ」
と戦いを繰り広げますが、3バース目でR−指定が
「見た目だけ格好つけた的場浩二 でもハートはチキン 名古屋コーチン FAKE 佐村河内 Shall we 死のダンス?役所広司」
と呂布カルマの拠点である名古屋のワードを入れつつ、その日一番のパンチラインで会場を沸かせました。
呂布カルマのバースに移りましたが
「上手に韻踏むなお前」と褒めた後
「言うことねぇわ やっぱこいつ強えわ もうだめだ」
と番組史上初の白旗をあげたのです。
結果R−指定の勝利となりましたが、この一件は大きく反響を呼び、呂布カルマの素直なリスペクトの姿勢に称賛の声が相次ぎました。
オススメの音源
バトルで力を発揮している彼ですが、中毒性のある音源も数多く存在しているので一部紹介します。
「俺の勝手」
YouTubeで450万回再生近くある呂布カルマの代表作。
不穏なbeatに呂布カルマの考え抜かれたLyricが合わさり、作品としての完成度が高くてビックリしました。
「オーライオーライ」
YouTube再生回数100万越えの名曲です。
俺の勝手より再生回数は落ちますが、明らかに最高傑作はこちらです。
どちらも呂布カルマの音源で調べるとまず最初にヒットするほどの有名な曲ですが、そんなだけあって彼の独特な芸術性が現れた作品です。
真っ青
呂布カルマの夏歌です。
Chillなbeatに呂布カルマにしては珍しい柔らかなラップが乗って気持ちいい作品です。
ここでは全ては紹介しきれませんが、リリック、トラックも然り、本人が登場しているMVも最高なので是非映像と一緒に楽しんでいただきたいです。
まとめ
以上呂布カルマについてでしたが、MCバトルが強いだけでなく、ブレない芯を持っていて独特な世界観を持つ彼の沼に一度ハマると抜け出せそうにないです。
2020年も彼のさらなる活躍が楽しみです!!