Twitterで「MAKA」がバイラルヒットして注目されたSATORU。
業界の評価もあのZEEBRAがSATORUのフォロワーが500人規模にも関わらず取り上げるといった注目ぶり。(取り上げた時点での数字)
見た目はギャングスターといった雰囲気のラッパーですが、ギャングスター系の新人がネットで一気に注目されるのはあまり見ない傾向です。
今回はHIPHOPにおいて武器とも言えるSATORUのバックボーンについても調べてみました。
この記事では、
- SATORUのプロフィール
- SATORUの過去
- SATORUの音源
について書いていきたいと思います。
SATORUのプロフィール
MCネーム | SATORU (さとる) |
---|---|
本名 | さとる |
出生 | ブラジル |
育ち | 栃木県足利市 |
生年 | 1997年 |
SNS | Twitter / Instagram |
見た目は完全にギャングといったSATORU。
ギャング系ラッパーならではの地元のルーツ、生い立ち、ラップを始めるキッカケなどを紹介していきたいと思います。
名前:SATORU(さとる)
出身地:3歳までブラジルに住み、栃木県足利市に引っ越す
ルーツ: 【母】ブラジル人 【父】日系
ブラジルにルーツをもつSATORU。
小学3年までは母親の再婚相手と暮らしていたみたいですが、そこからはシングルマザーとして家族と暮らしていました。
SATORUはインタビューで夜は母親がいなくて怖かったから目を開けて頭を洗っていたと話しています。
このような話を聞くと強面の人でも子供時代は同じだったんだなと親近感がわきますね。
HIPHOPに触れたのは中一にYouTubeでAK-69の「DingDingDong」を聞いたのが始まりでした。
そこからANARHCYやオジロ、般若なども聞くようになります。
ラップを始めたきっかけは、MAKAのライブに友達の誘いで行くことになりギャング仲間を連れて行った時です。
その時にMAKAが自分の方を指し、「そのあたりは服装が真っ赤」と、「バカ」で韻を踏み簡単な韻でも場を沸かす即興の凄さに食らってライブ後にラップをしたいとMAKAと連絡をとります。
MAKAとはそこから繋がり、ずっと一緒にいたわけでは無いですが、7年という長い付き合いにまで発展します。
SATORUの過去
ギャング系ラッパーというように、SATORUは過去にC.M.D13というギャングチームに所属していました。
ギャングと聞くと単に怖い、不良といったイメージがありますが、裏を返せばとても仲間思いという側面もあります。
という訳で気になるSATORUの過去を調べてみましたので紹介していきたいと思います。
10代の時に太ももを刺された
SATORUは10代の頃に、同年代の女の子とグルになって美人局をしていた過去があります。
当時「ギャルル」という出会い系アプリを使って男を釣り、カラオケなどに誘った後に女が合図のメールを送り、SATORU達が突入するといった手法でした。
しかしある時に、おじさんをいつもの様にひっかけた時でした。
お金がないおじさんから分割でお金を巻き上げていたのですが、3回目の支払いの時に事件は起きました。
1人で来るはずのおじさんは付き添いを連れてきており、おじさんは付き添いに何千万と借金をしているとのこと。
付き添いが自分の所に金が来ないのを不審に思い、原因を洗った結果SATORUの所にたどり着きます。
なんとその付き添いはSATORUの家族事情から仲間内の会話まで調べ上げていました。
SATORUと付き添いの話し合いでSATORUが今回は手を引くという話でその場を解散します。しかし、そこは不良。
SATORUは引かずにおじさんに電話して金を取るために違う日に呼び出します。
そして車内に入ると,いたのはおじさんとなんと付き添いでした。
SATORUは付き添いにナイフで太ももを刺されてしまいます。
おじさんが警察を呼ぶと騒いだので付き添いは逃げましたが、SATORUはやるなと思ったと言っていました。
その事を、歩くたびにジンジンするから恐怖体験だといっています。
SATORUハリケーン事件
これはSATORUが17歳の時です。
勢力拡大の為に地元に新しい暴走族を作ろうという話になり、そのヘッドをSATORUの茨城にいる同級生に任せようという話になりました。
ある時、同級生が茨城で揉めて集合時間に間に合わなさそうになり、遅刻厳禁の世界だったのでSATORUは運転手を呼び、オデッセイで茨城に迎えに行きます。
その同級生の所に着くと、金を取った、取ってないで揉めていました。
相手が金を取ったのを認めないとケリがつかない状況でSATORUは8人グループ相手に片っ端からボコボコにしていきました。
そして、ボコボコにした後にSATORUが8人に「金取ったのか?」と聞くと、「取りました。」と白状。
同級生を車に乗せてかっ飛ばして栃木に向かい、無事間に合ったとの事です。
驚くのはSATORUが車から降りて、同級生を乗せて出発するまで、わずか3~4分の出来事だったという事です。
その事を周りはハリケーンの様だったといってSATORUハリケーン事件と言われているそうです。
しかし、その後聞くとその8人はお金を取っていなかったというのです。
全然関係の無い8人のボコボコにした自分をSATORUは最低だったと話し、全員に電話して謝ったそうです。
その他にも
SATORUの過去についてはまだ出ていない情報もたくさんあるようです。
- キャバ嬢時代
- ヤ〇ザ時代
- 幼少期
などSALU風に言うと「まだ明かしてないことたくさん」の状態です。
SATORUの音源
SATORUの音源の特徴として、コンプラを気にしない曲作りというのがあります。
そして、ふざけたような表現に聞こえるリリックもありますが、そこはSATORUの手法です。かっこいいライミングとスキルでカッコよく聞かせてくれています。
今回はそんな独創的で特徴的なSATORUの音源を紹介していきたいと思います。
MAKA
SATORUがラップを始めるキッカケにもなり、尊敬する先輩でもあるMAKA。
ストレートにSATORUは「MAKA」という楽曲を発表します。
この考えはいまだかつて他のラッパーがあまり考えつかない独特な感性ともいえます。
SATORUはMAKAを曲にした理由について、イベントなどでSATORUが迷惑をかけてMAKAが上から言われた時、MAKAはSATORUには言わずに自分で止めていました。
そして、とあるMAKAのバトルを見た時に相手も審判もMAKAを馬鹿にした態度だったときにSATORUはみんなMAKAくんの事を何も知らないと憤ります。
そして、MAKAの凄さを知ってほしい気持ちと、普段からのMAKAへの感謝という気持ちが合致し、楽曲にしたと話しています。
本人が話しているように、その気持ちがしっかり詰まった楽曲になっています。
SATORUを語る上で、MAKAという人物も、MAKAという楽曲も欠かせない一つのピースとなっています。
ア〇ル舐めろmotherfuc〇er
この曲はSATORUの過去について明かされている曲。
ツイッターでは2300RT・1万いいねの超絶バズ。
SATORUの強さの秘訣が分かる1曲です。
泣き虫なギャングスター
これまでのSATORUのイメージとは真逆の曲です。
コワモテで強そうなギャングの深層心理をラップしています。
まとめ
今回は、SATORUのスゴイ所を中心に紹介してきました。
しかし、この記事の紹介はSATORUの一部であり、断片です。
強いリスペクトを持ち、若さあふれるエネルギーを持つSATORUにHIPHOPを感じずにはいられないはずです。
これからのHIPHOPを担う若手ラッパーの一員として、SATORUのことをこれからもチェックしていきましょう。