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【Guca Owl】プロフィールや名前の読み方・経歴を紹介!

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Guca Owlは大阪の若手ラッパーの中でも特に注目株です。

YouTubeにおける再生回数もとてつもなく多く、『POP YOURS』のような大型フェスや『Redbull Rasen』と言った人気企画にも引っ張りだこ、今とても勢いのあるアーティストの一人でしょう。

タトゥーだらけのいかつい見た目に相まって、繊細でストレートな歌詞が魅力のラッパーです。

一方で、読み慣れない名前も含めて、まだまだ馴染みのない方もいると思います。

そんなGuca Owlについて紹介します。

Guca Owlのプロフィール

MCネームGuca Owl
生年月日19981111
出身大阪府東大阪市
SNSTwitter / Instagram

名前の由来・読み方

Guca Owlの名前は「グカール」と読みます。

スペースで区切られていること、owlという単語がある事から「グカ・オウル」と読んでしまいそうですね。

筆者も最初はグカオウルと呼んでいましたが、「グカール」が正解と言われて恥ずかしかった思い出があります。

本人の弁によると、ラップを始めた当初は「Owl Kid(アウル・キッド)と言う芸名でラップをしていましたが、「自由化」を「Guca」と文字り、旧芸名と合わせて現在の「Guca Owl」というラッパーネームが定着したようです。

生い立ち

Guca Owlは大阪府東大阪市出身、19981111日生まれの24歳です。

東大阪市は花園ラグビー場が有名ですが、Guca Owlもよく花園中央公園で友達とたむろしていたと語っています。

High Wall』のPVでは花園中央公園で地元の仲間と集まるシーンもあり、地元への愛着はとても深いようです。

大阪では西成など治安の悪い街があることが有名ですが、東大阪市も町工場がメイン産業で巨大な学生街があり、とても治安が悪いわけではありませんがそれなりにラフな雰囲気が確かにある街です。

筆者も東大阪で7年ほど暮らしていたのですが、所謂ヤクザの人が学生街にいたり、飲みに行くと喧嘩を見ることもありましたが、『今夜はハダシデ』のPVで映る布施の街並みはとても臨場感と懐かしさを覚えます。

また、町工場が盛んと言うこともあり、BlackfilesのインタビューでGuca Owlも高校中退後は建築業で働いていたと言っていますが、実際に東大阪市で暮らしてみると郊外都市特有の閉塞感がある街で、Guca Owl自身も同インタビューで東大阪という街について語っています。

Gotham City』などの歌詞から垣間見れる彼のヒップホップ観に大きな影響を与えたことは間違い無いでしょう。

家族

 

Guca Owlによると、家庭は母子家庭の様です。

生まれた家庭は両親と男兄弟が3人いると本人が語っていますが、同時にGuca Owlが高校生の時に両親が離婚したとも言及しています。

Difficult』の歌詞でも

「ひねくれてる次男坊」

と言うラインがあるように、Guca Owlは三人兄弟の次男である模様です。

家族からの音楽的な影響は大きいようで、母親の運転する車で流れていた長渕剛、B’z、ブルーハーツ、そしてマイケル・ジャクソンが大好きな兄に紹介されたブルーノ・マーズにハマったとインタビューで語っています。

聴き心地のいいトラックに男らしい歌詞を朴訥と歌うスタイルは家族の音楽趣味から形成されたものと言える物です。

学歴

Guca Owlは多くのインタビューで高校中退と自身の学歴を説明しており、『Tutorial(feat.WILYWNKA)』のリリックでも

「中退のガキが来たよここまで」

とラップしています。

元々はサッカー少年だったようですが、中学3年生の時にサッカー部を引退したタイミングで地元の友人たちと不良行為に走るようになったようです。

また、高校中退の経緯は、学校自体は毎日通っていたものの、授業中に寝ているなど授業態度が真面目でなかった事から退学に至ったと語っています。

後にラッパーになったきっかけでも触れますが、本人曰く

「あまり年上に好かれない性格」

のようです。

Guca owlの過去・経歴

Hiphopを始めたきっかけ

Guca Owlがヒップホップを始めたきっかけは

「声を持たない人が表現する方法」

だったからだとしています。

高校中退後、ある日ふと車の中でHiphopについて調べた事から興味を持ち、自分もやろうとなったそうです。

その時に調べたHiphopについてのWikipediaに触れた際に、上記の理由に触れた事が最大のきっかけだったと語っています。

その背景には、高校中退に始めた現場仕事で、作業方法の提案などを先輩にした時に聞き入れて貰えなかった事などがあり、

「言いたい事を言いたかった」

と語るGuca Owlにはピッタリだったのでしょう。

ラッパーとしての経歴

Wikipediaで調べたヒップホップの概念に触発されたGuca Owl18歳でラッパーになると決め、19歳から本格的に作曲を始めたと語っており、2018年に『World Wild-EP』でデビューを果たします。

タイトル曲『World Wild』や『如雨露(feat.Yellow Chef&Viz Boy)』のPVYouTubeで見る事ができますが、この頃から繊細で優しさのある歌詞をストレートに歌うスタイルが出来上がっています。

2019年には代表曲の一つである『今夜はハダシデ』を発表しますが、この曲が現在YouTube284万回再生を誇っています。

この曲は最強クラスのバトルMCとしても有名な大阪のベテランラッパー、R-指定がオールナイトニッポンで大絶賛をしていた事を覚えている方も多いでしょう。

その後も『Gotham City』収録のアルバム『Bohemian Joke』を発表、その後には高速道路で事故に遭った経験から『Pasthighway』をリリースと、盛んな音源製作を行なっています。

この『Past&highway』にも『High wall』が収録されており、発表されるアルバムからPVになった曲は全て大ヒットしている事から、着実なキャリアを築いていると言えるでしょう。

2023年も『Robin Hood Street』を発表、シングル先行していた人気曲『Difficult』が収録されているなど注目です。

また、同アルバムではWILYWNKAとの曲が収録されたり、MC TYSONのアルバムに客演で収録されたりと、2023年は関西の大物ラッパーとの作品が徐々に増えています。

所属しているレーベルやチーム

Guca Owlは自身で『Wild Side Entertainment 』と言うレーベルを立ち上げています。

PVや音源の発表はこのレーベルで行われているようですが、『ニート東京』でWild Sideに聞かれた際にジュエリーデザイナーやグラフィティライターなども所属していることに言及している事から、音楽レーベルと言うよりはチームやクルーと言った側面が強い模様です。

Wild Sideという言葉は西部劇などでも聞かれる単語ですが、Guca Owlこのレーベル名について

「普通から外れた道を選んだ若者の場所」

と言うニュアンスがあると発言しています。Guca Owlの経歴や生き様を表したレーベル名だと言えるでしょう。

また、2023年のリリースからはWild Sideだけではなく『Mary Joy Recording』もクレジットに名を連ねています。

田我流LEXゆるふわギャングと言った名だたるアーティストの音源を発表しているレーベルとの契約も、現在のGuca Owlの勢いを示すものです。

仲のいい人物

ここではGuca Owlと仲が良いとされるラッパーとの関係性を紹介して行きたいと思います。

Jelonica(ジェロニカ)

 

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JelonicaGuca Owlの実の弟です。

兄と同じく、Wild Sideから音源を発表しています。

ラッパーとしては兄と違い、ジャズやブルースをサンプリングしたトラックでムーディな歌詞と歌い方をするスタイルで、兄とは良い意味で対照的なスタイルと言えるでしょう。

兄弟での音源を含めたアルバムも発表されたので、Guca Owlとの関係性を含めた今後の活動に注目です。

WILYWNKA(ウィリーウォンカ)

変態紳士クラブAnarchy率いるレーベル1%との契約と関西の若手を代表する活躍を見せるWILYWNKAGuca Owlと仲が良い模様です。

Guca Owlの最新アルバム『Robin Hood Street』収録の『Tutorial(feat.WILYWNKA)』で共演したものの、同じ大阪出身である事から旧知の真柄の模様で、Abemaの『The Lyrics』でこの曲について解説した際、『タカ君』とよく知られたWILYWNKAのあだ名で呼ぶ事から深い付き合いであることが想像できます。

また、客演のあまり多くないGuca Owlですが、MC TYSONのアルバムに参加したり、R-指定に絶賛されたりと言うこともあり、今後は関西勢との関係がより明るみに出る可能性があります。

オススメの音源

最後に、Guca Owlのオススメ音源を紹介して行きます!

『今夜はハダシデ』

Guca Owlの名前が全国的に知れ割ったのはこの曲と言えるでしょう。

ストレートに社会との馴染めなさ、大人と子供の中間である年頃の人間の葛藤を切なく描写した歌詞を美しいトラックに乗せて歌い上げるこの曲は、ヒップホップを聴く人以外にも共感を覚えさせる普遍性があります。

東大阪市にある布施の歓楽街で踊りながら歌うPVも幻想的で美しい、地元で育ったGuca Owlにしか作れない作品になっています。

High Wall

『今夜はハダシデ』と同じく、地元である花園を中心に東大阪の街並みを写したPVが美しいこの曲、先述の通り高速道路での事故から、過去作のような繊細さに加えて未来を強く見据えた希望に溢れた力強さが今のGuca Owlに通じる魅力として全面に押し出されています。

「過去には感謝してる/愛してやれねぇが感謝してる」

という力強い一節が筆者は大好きです!

Difficult

目下最新アルバムからシングルカットされたこの曲、ブルースのような渋いトラックに載せられた歌詞は今まで以上に力強い、Guca Owlの男らしさが前面に押し出された力強い曲です。

今までの結果を誇るヒップホップらしい骨太さの中に、はみ出し者から見た社会に対する視点など、鋭さと優しさを内包したリリックが魅力的です。

まとめ

今回はGuca Owlについて紹介しました。

実直な歌詞が示す通り、生真面目な性格がとても魅力的です。

個人的にはその人間性と普遍性のある世界観から、同じブルーハーツに影響を受けたKOHH LEXのような大きな存在になる可能性を感じます。

年々存在感を増すその活動は、今後も楽しみですね。

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