Hideyoshiのプロフィール
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MCネーム | Hideyoshi |
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生年月日 | 1996年生まれ(※推測です) |
出身 | 千葉県船橋市 |
SNS | Twitter / Instagram |
名前の由来
豊臣秀吉にあやかって付けています。
コロンビアのハーフであり、MCネームは日本らしさのある名前に因んで決めました。
以前はM-6POというMCネームでしたが、EPを制作するにあたって今までの自分と決別しようと決めて改名を決断しました。
家族
両親と5歳上の兄がいる家庭です。
日本人とコロンビア人の母の元で育ち、家族関係は良好でした。
裕福ではなかったけどHideyoshiを愛情で暖かく包みこむ優しい家庭環境の中育ちます。
ケンカや反抗期はなく、弱虫だけどひょうきんなタイプだったそうです。
学生時代
不良ではなかったんですが、夜は外で遊んで、日中は学校に行かずよく寝ていたそうです。
中学校の頃に東京都港区に転校した先は、ヤンキー的なケンカよりは、売春した金でドラッグやってる子が身近にいました。
そういった人間関係に身を任せてしまい、六本木のクラブに仲間とたむろしたり、脱法ハーブを吸ったりと、危険なことに手を染めていました。
人間関係のしがらみに巻き込まれてしまい、全てを吹っ切るために「高校生RAP選手権」のオーディションを受けたことで人生で大きな転機になります。
出席率は低くかったですがグレることなく高校まで卒業します。
高校卒業後はアパレルブランドで働きながらその他のMCバトル大会にも出場します。
モデルとして活動
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Lui Hua、OZworld a.k.a. R’kuma、Hideyoshiの3人は、AK-69側のスタイリストからファッションブランド”BAGARCH(バガーチ)”のモデルに起用されます。
楽曲参加もAK-69からオファーを受け、4人で”minahadaka”を制作します。
そのままAK-69の単独武道館公演にも出演しています。
他にも、2021年1月15日からMILANO FASHION WEEKで発表されました、Children of the discordance AW21コレクションのプロモーションモデルにも抜擢されます。
サントラとして”Majinahanashi”と”jitsuryoku”を披露し、”jitsuryoku”ではフィーチャリングされているralphも出演しています。
ファッション
東京都お台場にあるスニーカーショップ”SUPRA”で働いた経験もあることから、ファッションセンスも長けており、Tシャツのデザインを手掛けています。
ミュージックビデオ撮影中に倒れて病院に運ばれたことがありました。
その時、CTスキャンの結果をデザイナーのSyreeが見て面白いということでファッションブランド”Gekyume”とのコラボTシャツを制作します。
最初は自分の脳みそがデザインされるのかと驚きましたが、エッジの効いたデザインにHideyoshiも納得のいく仕上がりになりました。
私服は60’s〜90’sの古着と、セレクトショップとかで買ったブランドをミックスして着こなすなど、自分のスタイルを持ったファッションセンスの持ち主です。
タトゥー
土佐犬と右の甲にバラのタトゥーを彫っています。
2019年10月頃に父親が高知県出身ということで、土佐犬を入れました。
タトゥーを入れて銭湯が行けなくなったところが辛いことだそうです。
趣味
車内で親や兄がCDを流していたので、自然と色々なジャンルの音楽を聴いていました。
兄が流していたポップパンクやハードロックは影響を受けています。
最近発見したお気に入りのアーティストは、英国のMiinkと、奈良出身の三人組バンドAge Factoryだそうです。
好きなYoutuberはブライアンやカラーズです。
アニメも好きでワンピースやシュタインズゲート、リゼロは今でも観るそうです。
Hideyoshiの過去・経歴
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HIPHOPとの出会い
小4の時に、USのラッパーLIL BOW WOWが出てる映画を観て、HIPHOPに初めて触れて、USのラップを聴くようになります。
当時流行っていたサウス・ラップからブラックミュージック全般まで聴くようになり、中学生頃から日本語ラップを聴き始めます。
ラップを始めたきっかけ
高校生RAP選手権のオーディションに応募したことからラップを始めます。
当時、犯罪や先輩とのしがらみで、親や友人に迷惑をかけていました。
悪い人間関係を断とうと、憧れだったHIPHOPに積極的に取り組んでいこうと決意します。
HIPHOPを始めるには、機材や楽器を買えない環境下でも、フリースタイルならお金がかからない取り組み方ができるからと、好きだったラップでMCバトルに挑戦します。
高校生RAP選手権に出場
2013年に、フリースタイルはやったことがなかったが、2週間の練習で第3回高校生RAP選手権のオーディションに応募し合格、気持ちは天狗になっていました。
スターウォーズのC-3PO をイメージし、MCネームは”M-6PO”という名で出場します。
本選では初戦で敗退、第6回大会もオーディションを合格しましたが、初戦でRude-αと対戦し敗退しています。
高校生RAP選手権に出場したことで大事なものを得て、かけがえのない経験になりました。
デビュー曲
2018年6月にミュージックビデオを公開した”くだらない”ではないかと思われます。
1st EP”Never Be The Same”に収録された最初のミュージックビデオです。
自身のクルー、Tokyo Young Visionも出演しています。
エモラップ
日本にエモラップを持ち込んだ先駆者として度々メディアで紹介され始めたのは正直嫌だそうです。
エモラップはロック的なサウンド、厭世感を歌った感情むきだしの歌詞が特徴的です。
Hideyoshiの拘りはロックのサウンドやマインドを楽曲に落とし込むことです。
ただ、USのラッパーLil PeepやXXXTentacionの死を受けて、彼らの音楽はこれで終わらせていいものじゃないなと思い、意思を引き継ごうと今のラップスタイルを作り上げていきます。
同世代の彼らとは同じようなロックを聴いていたし、括りは自分にとって足枷でしかありません。
自分も深く考えてふさぎ込むタイプなので彼らのスタイルには共感を持っていました。
エモラップの潮流が盛り上がっている中、Hideyoshiもまたそうした系譜に連なるセンスを孕むラッパーです。
メディアやHIPHOPヘッズから注目を集めていることは仕方のないことだったでしょう。
所属しているレーベルやチーム
フロントマンとして、Hideyoshiを中心としたTokyo Young Visionを立ち上げています。
ラッパーやグラフィックデザイナーまで、幅広い才能が結集した注目される東京の若手HIPHOPクルーです。
代々木公園でサイファーをしていた仲間で、Normcore Boyzは何人かが隣の中学出身で、スニーカーショップSUPRAのお台場の店舗で出会います。
DJ NORIOやDeep RiverのMikeは高校時代に友人を通して知り合ったのがきっかけです。
お互いに信頼関係がある、Hideyoshiにとって家族のような存在のクルーです。
仲のいい人物
Weny Dacillo(ウェニー・ダシーニョ)
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高校生RAP選手権のオーディションで出会って仲良くなり、Tokyo Young Visionクルーのメンバーです。
Weny DacilloはHideyoshiより先に作品を発表して称賛された姿を見て、悔しい思いをした反面、勇気づけられた所もあり、EP制作に乗りだすきっかけになります。
Ry-lax(リラックス)
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プライベートでも仲が良いHideyoshiと同世代のラッパーです。
Ry-laxも高校生RAP選手権で出会い、Tokyo Young Visionのメンバー、Young Dalu(ヤング・ダル)と”Good Night”に楽曲参加しています。
同世代であり、行使ともにライバル関係である仲の良い間柄ではないでしょうか。
オススメの音源
majinahanashi
海外でもプロップスを得て、2020年1月に公開されたミュージックビデオは、YouTubeで400万回再生を記録しています。
海外で評価されると思いながら楽曲制作に取り組んでいたそうで、Hideyoshi自身は想像通りの評価を得たのではないでしょうか。
率直に「世界中の人達に聴いてもらえて純粋に嬉しかったです」と話しています。
Feat.Loen Fanourakis&ralph / jitsuryoku
3人の個性溢れ出るラップミュージックが耳に残るハードコアHIPHOPです。
オーディション番組で優勝したLeon Fanourakisとralphをフィーチャリングし、若手3人のラップスキルを見せつけられる聴き逃せない楽曲です。
まとめ
HideyoshiはHIPHOPを通して成長し続ける、個性溢れる独創的なラッパーです。
集まってくる仲間と共にサバイブし、HIPHOPシーンに旋風を巻き起こす若手注目株の存在です。
ずっしりと重くのしかかる声と、フロウを多彩に披露するスキルは、病みつきになること間違いありません。