maco maretsのプロフィール
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MCネーム | maco marets |
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生年月日 | 1995年3月4日 |
出身 | 福岡県福岡市 |
レーベル | Woodlands Circle(セルフレーベル) |
SNS | Twitter / Instagram |
maco maretsは1995年に福岡で生まれました。
上京後、渋谷や中目黒など東京を拠点に活動。
人々の心を掴むオシャレでチルな楽曲を制作し、2016年にはアルバム「Orang.Pendek」でデビュー。
都会に住むシティボーイの間で話題になり一躍有名となりました。
名前の由来・読み方
名前の由来は公表されておりませんでしたが、元々2016年頃までbuaという名前で活動していました。
そこから1stアルバムである「Orange Pendek」を発表するタイミングで現在のmaco maretsに名義を変えました。
ちなみに読み方は「マコマレッツ」です。
学歴
maco maretsは大学進学と共に福岡から東京に上京をしています。
父親が国語の教員だったこともあり、大学でも小説の執筆や評論を行うゼミに所属したり、文学作品に触れる学生生活を送っていたそうです。
性格
maco maretsは現代の流行である派手なリリックやノリを重視した楽曲とは違い、自身の感情を繊細に表した楽曲から伝わるように、飾らず等身大な性格であることがわかります。
その証拠にmaco marets自身が制作で何よりも大切にしているのが「自分にとってリアルな歌詞」にすることだそうです。
趣味
学生時代から読書が趣味で、特に日本の戦後文学を代表する作家の安部公房や大江健三郎が好きだそうです。
maco maretsは現在は音楽活動で忙しいですが、いつか自身の小説を出版するのが夢とのことです。
maco maretsの過去・経歴
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少年時代
たまたま友人のお兄さんにラッパーがいたことがきっかけで小学三年生の頃から曲を作り始めたそうです。
しかし当時は今のスタイルとは違い、福岡ではストリートなヒップホップが主流だったことから、今よりもワルいスタイルのラップを制作していたそうです。
また、小学生の時には自由工作で小説を書き、いくつもの文学賞に応募するぐらい小説が好きだったそうです。
青年時代
大学進学と共に上京したmaco maretsは周りに地元の仲間が一人もいなくなり、今のスタイル(福岡のストリートスタイル)のままラップを続けるか自問自答したそうです。
そこで5lackの影響を受け、ソロで独自のスタイルをキープしながら、アンダーグラウンドでも活躍できるラッパーを目指すようになったそうです。
そこから最初は自分で少しづつ楽曲制作をしたり、小さなクラブで15分ほどのライブを経験。
その後も自身でイベントやパーティーを主催し精力的に活動を続け、プロデューサーの東里起アルバムを作りたいと相談し、1stアルバムである「Orange Pendek」を制作しました。
ラッパーとしての経歴
高校生の頃、当時ラップが仲間内でブームだったこともあり「自分たちでやったら面白いのではないか」と思い、ユニットを組むようになったことがラップをする初めてのきっかけだったそうです。
そこから上京し、地元を離れたmaco maretsはソロで活動するようになります。
2016年6月、大学4年生だったmaco maretsはSmall Circle of Friendsの東里起をプロデューサーに起用した初の1stアルバム「Orang. Pendek」をリリースしました。
maco maretsは自分のスタイルを模索している中でシングル曲である「Hum!」や「Summerluck」なども制作し着実にスキルと知名度を上げていきました。
更にその後、2018年には自身で立ち上げたレーベルWoodlands Circieから同プロデューサーの東里起と共に制作した2ndアルバムの「KINŌ」をリリースしました。
そこからはスタイルが定まってきたmaco maretsは2019年に3rdアルバムである「Circles」をリリースしました。
三作品ともプロデューサーとして制作に携わった東里起は、このアルバム三枚でmaco maretsの特徴やイメージが作り上げられていったと語っています。
2020年にはコロナ禍の中で人とのつながりをより強く意識するようになり、「Waterslide Ⅱ」を制作しました。
ラップスタイル
maco maretsは言葉をビシッとはめるようなスタイルではなく、ところどころ聴き取れないぐらいのスタイルが好きだそうです。
そうすることで、歌詞を見て二度楽しんでもらうことを心がけているようです。
実際、チルやメロウといった言葉で表されることが多いmaco maretsですが、本人はただ楽曲の雰囲気を感じてほしいだけではなく、歌詞に込めている意味を理解してほしいと考えているそうです。
また制作の際にmaco maretsが意識しているのは「自分にとってリアルな歌詞」にすることだそうです。
アイドルが提供された曲を歌っても聞く人が共感できないのと同じように、自分にとってのリアルを歌うことで、聞く人が共感できるラップを歌うことがmaco maretsのラップスタイルといえます。
仲の良い人物
東里起
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東里起はヒップホップユニット「Small Circle of Friends」のメンバーであり、同時にビートメイクを行うなど、多方面に活動しているmaco maretsと同じ福岡生まれのプロデューサーです。
maco maretsにとって東里起は「ラスボスのような存在」と言わしめるほど、maco maretsは東の音楽に影響を受けており、尊敬しているようです。
ただ、東里起はmaco maretsのことを仲の良い友達と思っており、そのおかげで1stから3rdアルバムまで自然な流れで楽曲制作をすることができたそうです。
さとうもか
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さとうもかは岡山県出身のアーティストです。
繊細でありながら大胆な楽曲が若者の間で話題になり、様々なクリエイターやアーティストからも支持を得ています。
また自身の作品以外にも楽曲提供やラジオなどマルチな活動を行っています。
maco maretsが同い年で特に交流のある人物の一人として名前をあげており、同じアーティストとして尊敬し合う仲だそうです。
おすすめの楽曲
ここではmaco maretsの制作した楽曲の中でも特におすすめの楽曲を紹介します。
maco marets-Hum!
題名の通り心が軽やかになるハミングのような曲ですが、MVではサンドイッチにハムを挟むシーンがあることから、誰かを思いながら料理を作るという二重の意味が込められていたり、何気ない休日の幸せなひとときを感じることができる曲になっています。
maco marets特有のチルな感じを楽しめるこの曲は、maco maretsを知らない人でもすっと心に入ってくるでしょう。
maco marets-L.A.Z.Y(feat.さとうもか&Shin Sakura)
maco maretsと同い年のさとうもかがコーラス、Shin Sakuraトラックプロデューサーとして参加しているこの楽曲はmaco maretsの渋い歌声とさとうもかの優しい歌声がマッチして素晴らしい作品に仕上がっています。
またMVもモノクロの個性的な世界観を表しており、4分弱のMVですが、気づいたら時間を忘れてしまうほど引き込まれる曲です。
maco marets-XL(Audio)
maco maretsの中ではあまり有名な曲ではありませんが、そのメロウなリズムに散りばめられたリリックは、現代を生きる若者の何気ない日常に刺さるものばかりです。
特に「ジャストサイズのシャツはまだみつからず」というリリックから未完成ながらも正解を探して模索している情景が思い浮かびます。