RYUZO(リュウゾウ)は京都府生まれのラッパー/プロデューサー/実業家です。
地元京都からラップミュージックを発信し、メジャーデビュー。
その後、インディペンデントHIPHOPレーベル「R-RATED RECORDS(アールレイテッドレコーズ)」を立ち上げ、日本を代表するHIPHOPレーベルにまで成長させました。
やさぐれた雰囲気と、野太い声でHIPHOPリスナーを虜にするRYUZO。
ハリウッド映画「NINJA ASSASSINS」の中で、自身の楽曲「THE MC」が使用されるほど海外でも認められたラッパーです。
他にも飲食店のオーナー、ABEMA TV「ラップスタア誕生!」を立ち上げるなど、様々な活動をしています。
HIPHOPカルチャーを作り上げ、今もなお影響を与えるRYUZOのプロフィール、過去の経歴、オススメの音源をご紹介します。
RYUZOのプロフィール
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MCネーム | RYUZO |
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本名 | 森 隆三 |
生年月日 | 1977年5月10日 |
出身 | 京都府 |
血液型 | A型 |
SNS | Twitter / Instagram |
名前の由来
自分の名前を、MCネームにしているものと思われます。
一度も、MCネームは変えていないようです。
結婚
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2017年に、ハワイで結婚式を挙げています。
家族
インタビューで子供がいることを話しています。
正確に、写真などで確認は取れていません。
RYUZOの飲食店
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トラックメーカー、レコードバイヤーでもあるLOSTFACEからBARを始めないかと提案を受け、BARのオーナーとしてキャリアをスタートします。
ニューヨークにあるチャイナタウンの通りの角「ブラッディアングル」をイメージして、BARを構想。
内装はDJ、アートデザイナーである、YOSHIROTTEN(ヨシロットン)が担当して、レコードが買えるBARとして、渋谷に「BLOODY ANGLE(ブラッディアングル)」を、2016年12月にオープンします。
2018年11月には、本場アメリカのようにDJがいて、ポールダンサーにチップを出して遊ぶジェントルマンズクラブ、「MADAM WOO TOKYO(マダムウー東京)」をオープン。
2019年7月にもDJ BAR「翠月-MITSUKI-」をオープンして、「東京で、唯一無二の音楽酒場」をテーマに、それぞれのジャンルの、DJがプレイするお店となっています。
お酒も渋谷のクラブとは違う、質の高いものを揃えています。
2020年2月に、BLOODY ANGLE2号店として、「BLOODY ANGLE Dougentong(ブラッディアングル・ドウゲントン)」を、渋谷の道玄坂にオープンします。
2号店はお昼も営業することから、昭和の純喫茶と現代のBARの雰囲気を掛け合わせた、「ネオ喫茶」というコンセプトをもとにスタートしたBARです。
2020年12月に、東京や大阪に構えるバーバーショップ、「MR. BROTHERS CUT CLUB(ミスターブラザーズカットクラブ)」と、「MR. BROTHERS CUT CLUB / BLOODY ANGLE Osakatong(ブラッディアングル・オオサカトン)」を共同でオープンします。
「自分のバーバーショップに、隠すようにBARを作れたら」というコンセプトに、入り口はバーバーショップから入るようです。
店内の秘密の扉を開くとBLOODY ANGLEがある作りで、秘密基地に入るようで面白い作りのお店になっています。
アパレルショップを始める
2017年7月に、アートやファッション、音楽をコンセプトとしたショップ「DOMICILE TOKYO(ドミサイルトウキョウ)」をオープンします。
RYUZO自身がショップのディレクターを努めています。
RYUZOの過去・経歴
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ラップを始めたきっかけ
1994年17歳で、ラップを始めます。
翌年にクラブに5、6人しかお客さんが入っていない中で、「ライムスター」が、抜群のライブをしたことに衝撃を受け、「MAGUMA MC’S」を始めたとインタビューで話しています。
ラッパーとしての経歴
95年に、同じ地元京都のラッパー、N.O.Bと2MCスタイルの、MAGUMA MC’S(マグマエムシーズ)を結成します。
97年に、大阪を代表するDJ KENSAW率いる「OWL NIGHT FOUNDATION’Z」からリリースされたシングル、「OWL NIGHT」に、京都から唯一参加。
ライブを中心に現場で培ったスキルで、関西圏からメキメキと頭角を表します。
98年に、大阪のラップグループ、DESPERADO(デスペラード)と共に、「GREEN FORCE CREW」を結成。
2001年には、名古屋のラップグループM.O.S.A.D.(モサド)、横浜のラップグループOZROSAURUS(オジロザウルス)と共に、「YOUNGGUNZ(ヤングガンズ)」を結成します。
MAGUMA MC’Sとして、メジャーデビューアルバム「MASSIVE」を、2003年にリリース。
2005年に1stミニアルバム、「RELOADED」でソロデビュー、2007年に1stフルアルバム、「DOCUMENT」をリリースします。
2010年に、RYUZOが監修したコンピレーションアルバム、「24 HOUR KARATE SCHOOL JAPAN」が、「Amebreak Awards2010」で、BEST ALBUM賞を獲得します。
このALBUMに収録された「24 Bars To Kill」は、BEST SONG1位、BEST VIDEO3位を獲得。
2011年に発売された2stアルバム、「HAZARD」に収録された「THE R」が、同じく「Amebreak Awards2010」でBEST VIDEO賞を獲得します。RYUZOも、BEST ARTIST2位に選ばれています。
2012年に3rdアルバム「MESSAGE」からのリードシングル、「HATE MY LIFE」が「WOOFIN’ AWARD 2012」で、BEST HIPHOP PV部門を受賞。2013年に、3rdアルバム「MESSAGE」をリリースします。
デビュー曲
作品として初参加したのは、DJ KENSAW Feat.OWL NITE FOUNDATION’Z / OWL NITEです。
ラップスタイル
RYUZOは、「HIPHOPはゲットーミュージック」だと話しています。
魂を込めて吠えるような声と、リスナーに投げ放つ歌詞は常にHIPHOPリスナーの心を鷲掴みにしています。
最初にMAGUMA MC’Sとしてデビューするまで、ライブで実力をつけていたそうです。
RYUZOのHIPHOPならではの自己主張が強いラップと、愛を忘れず伝えている歌詞は、HIPHOPリスナーに突き刺さるラップスタイルです。
レーベルオーナー
2005年に、同じ地元京都のラッパーANARCHY、LA BONO、Keeraで、自主レーベル「R-RATED RECORDS(アールレイテッドレコーズ)」を立ち上げます。
RYUZOは、ANARCHYのエグゼクティブプロデュースを努めます。
アメリカのビルボードチャートで数々の1位を取ったラッパー、JAY Z(ジェイ・ジー)を売り出したプロデューサー、DIMON DASH(デイモン・ダッシュ)と会い、RYUZOの活動が本場アメリカでも認められ音源を貰います。
コンピレーションアルバム「24 HOUR KARATE SCHOOL JAPAN」がリリースされ、アメリカ屈指のトラックメイカーと日本のラッパー達が参加した唯一無二の作品を手掛けます。
他にもRUFF NECK、GAZZILA、T.O.P.、SMITH-CN、DJ LEAD、DJ 8MANなど、アーティストを送り出し、日本を代表するHIPHOPレーベルとしてHIPHOPカルチャーを発信しています。
所属しているレーベルやチーム
2013年に、RYUZOとDJ DARUMAの呼びかけで始まった、DABO、DJ GEORGE、DJ JOMMYの5人のクリエイト集団、「#O_M_G_(オーエムジー)」を始めます。
全国のクラブをツアーで回り、新しいカルチャーと音楽を発信し、数々のパーティーをロックしているHIPHOP集団です。
ラップスタア誕生!
サイバーエージェントの藤田晋社長に直談判をし、ABEMA TVラップオーディション番組、「ラップスタア誕生!」が実現したそうです。
今までの優勝者は、DAIA、LEON a.k.a.獅子、¥ellow Bucks、Ralphです。
他にも、WillyWonka、Juaなどが過去に参加し、ますます目が離せないラップオーディション番組です。
仲のいい人物
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同世代として仲のいいは、OZROSAURUSの「MACCHO」、故TOKONA-Xです。
DABOや、DJ DARUMA、DJ GEORGEなど、#O_M_G_のメンバー共、仲がいいようです。
オススメの音源
RYUZO / THE R
大阪のDJ、DJ KENSAWがプロデュースしています。
ドラマ仕立てのミュージックビデオに、アッパーでシリアスなトラック、音楽リスナー、音楽業界についてラップを放っています。
RYUZO / この場所で会おう
ストーリー性のある歌詞を放ち出す、ミッドテンポな曲です。
飾りっ気のないセリフで出会った仲間に贈る、RYUZOの個性が出ているピースな1曲です。
RYUZO / MELODY LANE
昔の”あの頃”からをフラッシュバックする、物語仕立ての曲です。
RYUZOとLOSTFACEがタッグで放つ、メロディアスなHIPHOPです。
RYUZO / THE STORY
本場アメリカのHIPHOPを意識したようなトラックに、RYUZOの人生(ストーリー)を、ラップしています。
RYUZO / HATE MY LIFE
RYUZOの代名詞と言っていい、ストーリー性のある歌詞で、日常の生活をラップミュージックに落とし込んだ聞き逃せない楽曲です。
まとめ
ラッパーの顔から、レーベルオーナー、実業家としての顔まで紹介していきました。
国内から、海外で認められた、誰にも真似できない、オリジナルラップミュージックです。
RYUZOのラップから、HIPHOPを体現できます。