圧倒的な実力でラップスタアに輝いたRalph。
謎に包まれたRalphについてまとめたのでご覧ください。
Ralphのプロフィール
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MCネーム | Ralph |
---|---|
生年月日 | 1998年 |
出身 | 神奈川県横浜市 |
SNS | Twitter / Instagram |
名前の由来
Ralphの名前の由来は現時点で明かされておりません。
本名なのかMCネームなのかすらわからず謎に包まれています。
彼女
Ralphの彼女情報は現時点ではどこにもありません。
きれいな顔立ちと全てにおいてスケールの大きなRalphですので女性の注目の的である事は簡単に予想できますので彼女がいても全く違和感がない雰囲気を醸し出しています。
家族
Ralphの家族については明確な情報は公開されておりません。
過去のインタビューにて「小さなころ両親と一緒にインドネシアに住んでいた」と語っていましたが現時点の情報はありません。
Twitterの中で「俺は小さなころから”ガイジン”扱いを受けてきて今はブラックミュージックをやってます」と公開している文章がある事からおそらくハーフであろうという推測はできますが両親のどちらがどこの国籍の人なのかはわかりません。
某インタビューで「兄弟はおらず一人っ子だったことから小さなころから他の誰かと比べる事が少なかった」と語っている事から兄弟がいない事は間違いなさそうです。
ファッション
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Ralphは「黒」が好きと語っておりファッションも黒をメインにした着こなしを見せています。
「黒」が好きな理由としては
「一番目立たないけど一番強い。黒の上に何をかけても色が薄まる事がない所が好き」
と語っています。
他にも
「派手な色味を使った「かっこよさ」は極論を言ってしまうとスタイリストをつければ誰でもできてしまうため、シンプルな黒いシャツやパーカーに黒いワークパンツだけでかっこよさをアピールできることが純粋に強い」
というのが持論も語っていました。
そんな強いこだわりを見せてくれていますが身長も含めて大柄な体型を持っているRalphは羨ましい事にどんな服を着ても似合うってしまうイメージがありますよね。
タトゥー
🔎 横浜市 ヤンキー 正装 pic.twitter.com/FFQTxz9yLz
— ॐ (@ralph_ganesh) October 4, 2020
左腕にヒンドゥー教の神「ガネーシャ」を掘っています。特に信仰しているわけではありませんがRalphがすごく小さなころにインドネシアに住んでおり、そこで色んな所に祭られているガネーシャが今でも印象として深く心に刻まれているそうです。
また、Ralphの中でガネーシャに関するすごく好きなエピソードがあるそうです。
ある日、ガネーシャの父であるシヴァに「弟と地球を三周して来い」と競争を命じられますが競争に使用する動物の乗り物がガネーシャが「ネズミ」弟が「クジャク」でありどう考えても勝てないと踏んだガネーシャはスタートと同時に両親の周りを三周し、競争をやめたそうです。
その様子に驚いた弟が「なぜ競争しないんだ?」と尋ねると「私にとっては両親が世界であり、地球と同じ存在だ」と発言し勝負を完了させました。
以上のようなエピソードを聞き、この屁理屈に近いガネーシャの思想をRalphは深く気に入ったそうです。
他にも右耳の後に「麻人」という文字を入れています。
右腕には同じクルーにいるGUCCIMAZEというグラフィックデザイナーにデザインしてもらった英文を掘ってもらっています。
どのような英文が彫ってあるのかを訪ねてもRalphは語ってくれず「絶対誰にも読めないと思うけど誰かに解読してほしいという願望がある」とニート東京のインタビューで語っていました。
非常にこだわりが強いですね。
性格
Ralphは非常にシャイな性格の持ち主で「できるだけ人と話したくない」と語っていました。
しかしそのような彼の言葉とは裏腹に、彼のライブに訪れたファンは口をそろえて「いい人だった」「ファンサービスが良すぎ」と言っています。
彼の人柄の良さが伝わってくるエピソードの一つとしてこのような物があります。
ライブに訪れたファンがRalphと一緒に写真を撮った際に暗くて見づらかった為「これ暗くない?外が明るいから一回外に出る?」と気遣いをしてくれたそうです。
そのファンは「マジでいい人すぎた」とRalphの事をほめたたえていました。彼の人柄が伝わってきますね。
また1曲作るのに多く時間をかけてしまう進め方をするそうで例えば信仰の深いDOBLE CLAPPERZと音源制作に入る時などには以下のような流れで制作するそうです。
まず曲のイメージを伝えて仮のビートが二人から送られてきて、それに合わせてRalphがラップを入れて、そのデータをもとにDOUBLE CLAPPERZが本番のビートを作って、それからRalphがラップを調整するような感じで進めるという方策を取るという手間と時間をしっかりかけ流れになっているそうです。
Ralphの攻撃的なリリックと見事に調和されたメロディはこのようにしてじっくり作られています。
趣味
おす🥋 pic.twitter.com/YXriusX2bN
— ॐ (@ralph_ganesh) September 29, 2020
Ralphはサバイバルゲームのような事をしている様子をTwitterで投稿しています。
どっしりとした体格が軍服姿にすごみと風格をもたらしておりとても似合っています。
お酒は飲まないそうですがタバコは「ハイライト」を愛煙しています。
蜂蜜の「マルクハニー」が大好きと語っています。のどに良いといわれている事とライブ後などになめると調子が非常に良くなることから愛用しているそうです。
しかし、瓶で持ち歩くのは大変なので最近はのど飴を常用しているそうです。
Ralphの過去・経歴
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HIP HOPとの出会い
Ralphは12歳くらいの時からヒップホップが好きだったらしく海外のラップばかりではなく日本のラップもしっかり聴いていたそうです。
ラップを始めたきっかけ
Ralphはラップや音楽は遊び感覚で小さい頃からずっとやっていました。
本気で意識し始めたのはラッパーのTohjiが主催した「Platina Ade」というイベントに参加し、ショットライプを行ってからと語っています。
その理由は当時、一番無名だったはずの自分本気でスピットしたら驚くほど客席が盛り上がり、本気で気持ちをぶつければ伝わるという楽しさを実感しラッパーとしての自覚や意欲がそこで生まれたと語っています。
ラッパーとしての経歴
Ralphは2017年2月にSoundCloudで発表されたDouble ClapperzとEGLのコラボ作品の”斜に構える”に客演し注目を集めます。
そして2018年にはdBridge & KabukiとのスピリットコラボレーションEP「Dark Hero」をレコード限定でリリースし、即完売しました。
続く2019年6月にEPに先駆けて発表された先行シングル”No Flex man”のMVも話題を呼びました。
そして2019年9月に待望のファーストEP「REASON」を発表し、2020年2月には」シングル「Selfish」がリリースされ注目のラッパーとして順調に成長を続けています。
同年開催された「ラップスタア誕生」では圧倒的な差をつけ見事優勝。
天から与えられた声はもちろん、リリックも良かったです。
デビュー曲
Ralphのデビュー曲は「斜に構える」になります。
こちらのDOUBLE CLAPPERZとEGLのコラボ曲に「客演」という形で参加しています。
次にリリースしたのが2018年には「Dark Hero」であり、dBridge & Kabukiとのスピリットコラボレーションではありますが実質Ralphメインでのデビュー曲としてレコード限定で発売されました。
事件・逮捕
Ralphの事件や逮捕記録は残っておりません。
しかし某インタビューにて「悪い事をもうしたくないと思ってアパレル関係で働き始めた」と語っている事から自覚があるくらいヤンチャな生活をしていた事が想像できます。
ラップスタイル
2000年代にイギリスで生まれたハウス系クラブミュージックにラップやレゲエの要素を加えた音楽ジャンルである「グライム」やアメリカのシカゴで生まれた「ドリルミュージック」を取り入れたスタイルで、アグレッシブなリリックと迫りくる勢いを強く感じるメロディで聞いている人の心をつかんで離さないラップスタイルになっています。
しかしグライムやドリルを利用する機会が多いが本人はスタイルに関しては深いこだわりはなく「かっこいいと思う音楽を作っているだけで日本では少ないグライムやドリルを代表するMCとは思っていない」と強く語っていました。
仲の良いアーティスト
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RalphはファッションモデルでありDJとしても活動をしている浅井なつみと親交があります。
浅井なつみが行ったインタビュー企画にRalphも参加しており本人曰く「なっちゃん(浅井なつみ)が相手なら素を出して話せる」と語っていました。
普段から人と話したくないし話しかけられたくもないと平然と語るくらい対人関係を好まないRalphですが浅井なつみとの親交がいかに深いかが伝わってきますね。
またDOUBLE CLAPPERZとも親交が深くRalphが客演したり2019年にリリースしたEP「REASON」は全曲をDOUBLE CLAPPERZがプロデュースしています。
そんな親交の始まりはRalphとDOBLE CLAPPERZのShintaがもともと知り合いでShintaがUKDにRalphを紹介し親交が始まりました。
UKDはRalphの事を「21歳(当時)という若さで自分の事や振舞い方についてよくわかっている」と人間性について高い評価を話しています。
他にも荘子itとも親交があります。
きっかけはあるイベントでヒップホップユニットであるDos Monosと一緒になったのがきっかけで知り合いました。
Dos Monosのリリックや雰囲気がすごい感じ興味を持ったRalphが荘子itに話しかけたとk路、Ralphの曲を聴いていたらしく意気投合し、それから連絡を取り合うようになったと語っています。
おすすめの音源
Ralphの一番のおすすめの音源は「Selfish」です。
盟友であるDOBLE CLAPPEZがプロデューサーとして参加しており、混沌としたシーンに風穴を開けるアグレッシブなキラーチューンとなっている作品です。
ゲームのクライマックスのシーンや組織のドンが出てくるのではないかと予想させてくれるメロディがより一層Ralphの低くてどっしりとした声色を際立たせそれが見事にマッチして「怪物級」と称されるほどの完成度になっています。
現時点ではYOUTUBE再生回数「50万回」となっており、完成度が高い割には物足りない数値になっていますが、これは日本では現時点であまり普及していないイギリスが本場であるグライムのスタイルを取っている事が過小評価されている要因の一つとファンの間では言われています。
グライムが日本でも普及されれば再生回数は一気に伸びるであろうと噂されています。
次におすすめの音源はシングル「No flex man」です。BPMを140に設定し重心の低いベースの入ったトラックと何度も「No flex man」というワンフレーズを繰り返し強調したフロウとストイックなリリックから現行のUKグライムをDOBLE CLAPPERZと共に昇華している一曲となっています。