人気ラッパーが集う沖縄県の中でも一際注目度が高いラッパー「Ozworld a.k.a R’kuma」。
そんな彼のプロフィールや経歴などを紐解いていきます。
Ozworld a.k.a R’kumaのプロフィール
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アーティスト名 | Ozworld a.k.a R’kuma |
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本名 | 奥間玲央(おくまれお) |
生年月日 | 1997年11月17日 |
身長 | 169cm |
出身 | 沖縄県嘉手納町 |
SNS | Twitter / Instagram |
名前の由来
Ozworld a.k.a R’kumaの名前の由来は、「R’kuma」の部分は「レオクマ」と読み、本名から来ています。
本名=「奥間玲央(おくまれお)」という名を授かっており、ファーストネームから読んで「れおおくま」から省略して「れおくま」と表現しました。
彼女
Ozworld a.k.a R’kumaは、現時点で明確な彼女情報はありません。
というのも彼は学生時代からかなり目立つ存在で、割と彼女がころころ変わっていたようです。
ヤンチャな学生生活と並行してライブ活動も行っていた影響で、当時は地元でもかなりの人気を誇っていたようです。
かなりモテモテだった様子が伺えます。
家族
Ozworld a.k.a R’kumaは生まれて間もなく両親が離婚し、母親に育てられてきました。
一人っ子で兄弟はいません。
父親は子供の頃には全く会った事がなかったようですが、2017年辺りから交流が始まりました。
父親と交流を続けていくうちに、昔から抱えていた疑問が少しずつ解決していったと語っています。
高校から音楽活動を開始したOzworld a.k.a R’kumaですが、母親側の親族は「教師」などの職業についている人が多い家系で、音楽で生活をしている人がいないらしく「なぜ自分は音楽の活動をすることになったのだろう?」と疑問に考える事がありました。
そんな時、父親側の家系に音楽活動を行っている人が多いという話を聞き、率直な感想として「そういう事なんだ」と感じたと語っています。
改めて血筋という言葉を考える事ができますね。
他にも普段は米を食べない事や、甘い物を食べた後は塩気が強い物も一緒に食べたくなるという感覚が一緒だったりなど、父親とのつながりを嬉しそうに語っていました。
学歴
Ozworld a.k.a R’kumaは中学校を卒業後、高校に一度は入学しましたが卒業を控えた3年生の2月ごろに「大麻取締法違反」で逮捕された事で退学になっています。
その後、通信制の高校を卒業しています。
ファッション
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Ozworld a.k.a R’kumaは「これぞ新時代のラッパー」と唸らせる、これまで見た事のないような奇抜な着こなしを見せます。
「考えもつかない着こなしとオリジナル性を魅せることを大事にしている」と語っています。
その為にもサングラスは「INARI」服は「XLARGE」や「RIPNDIP」などの割と最新鋭のブランドを進んで取り扱っており、様々な組合せを行う事で独自のファッションセンスを見せつけています。
INARI(イナリ)TYPE8 ブラウンビッグフレームサングラス
タトゥー
Ozworld a.k.a R’kumaはタトゥーを入れる事が大好きなようです。
タトゥーの中には「ノリ」で入れたりした経験もあるそうです。
初めて入れたのは高校3年生の時で、入れて2日後に当時通っていた学校の担任教師にバレています。
しかし何も言われなかったため、それから次々とタトゥーを追加していったそうです。
ようやく完成した🐲
鏡に絡みつく∞のEnergy🧞🐉@hiotoko pic.twitter.com/z4UUPWANYR— OZworld (@OZkneezfxxkedup) April 1, 2020
タトゥーにもこだわりのある独特な世界観を持っており、両腕に「同一人物の美しいポルトガル人の女性 (現地の言葉でリンダ)」を入れており、左腕にはスマホで色んな事を調べている現代の女性を表現し、右腕には「鏡に映った自分の顔が宇宙人に見えている女性」を表現していると語っています。
性格
正直外見だけで判断するなら「宇宙人」に近い感覚を覚えて、まともに会話ができないタイプと印象を覚える人が多いと思います。
しかしインタビュー動画での質疑応答するその態度を見るとかなりの好青年に変わります。
ペース、リズムよくはっきりと言葉を発する為、非常に聞き取りやすく、更に言葉選びにも機転を利かせており、聞いていて不快になる事もありません。
上手に言葉を並べる為、思っている事の表現が非常に伝わりやすい話し方が出来る人です。
学生時代はかなりヤンチャだったというエピソードも多いですが、その経験を良い方向に活かし、音楽活動にも生きてきているのかもしれませんね。
ファンからも「快く一緒に写真を撮ってくれた」や「話してみると、すごくいい人だった」など、好印象なコメントが多く残っています。
趣味
Ozworld a.k.a R’kumaはゲーム好きです。
Twitterでもゲーム配信など、自身が実際にプレイしている動画を配信しています。
「新曲配信するまでゲームしとこー」とツイートしたり、「音楽の次はゲーム」と考えています。
Ozworld a.k.a R’kumaの過去・経歴
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HIP HOPとの出会い
中学3年生までは流行っている音楽を周囲と同じように聞く程度で、音楽に対し特別な感覚を抱く事はありませんでした。
そんなOZworld a.k.a R’kumaが音楽の世界に足を踏み込むきっかけを作ったのは、高校入学直後の席の目の前に座っていた同級生の男の子でした。
その男の子は隣町に住んでおり、ストリートカルチャーに精通していました。
その文化に触れたOzworld a.k.a R’kumaは、単純に「かっけぇ」と感じ、徐々に魅了されていきます。
まずは見た目のファッションから始め、それからヒップホップの音楽の世界へ足を踏み入れていくことになったと語っています。
ラップを始めたきっかけ
高校1年生の時にストリートカルチャーに目覚めたOZworld a.k.a R’kumaは、仲の良かったグループの先輩から急に「お前もラップしろ」と言われた事がラップを始めたきっかけになったとは語っています。
その先輩は「フリースタイル」を誘ってきたそうですが、Ozworld a.k.a R’kumaは「フリースタイルは自分に合っていない」と思いつつもチャレンジ。
その後リリックを書き始めました。
続けていくうちに「音楽って面白いな」と感じ、どんどんのめり込んでいきました。
ラッパーとしての経歴
第9回高校生ラップ選手権に出場し、強烈なインパクトを与えます。
それにより大きく注目を集め、第10回高校生RAP選手権の人気投票で選出。
日本武道館のステージに立ちます。
注目されながら音楽活動に没頭し、2019年6月9日、1stアルバム「OZWORLD」をリリース。人気を集め続けています。
デビュー曲
OZworld a.k.a. R’kuma/OZWORLD 【CD】
現在の名義でのデビュー曲は「畳」です。
2018年2月12日にリリースされました。
耳に残るリズミカルなフローが何度もリピートさせられるほどの中毒性を持っています。
MVもOZworld a.k.a R’kumaの特徴である「独特の世界観」を発揮しており、水に浮かぶ畳の上に座って歌い続ける姿と燃える畳が印象的で、映像としても楽しむことが出来る作品になっています。
以前の名義「R’kuma」でのデビュー曲は2015年の「Rude-α」との「Coco ga Okinawa」です。
個人名義では「Coco ga Okinawa」と同年に「IN DA HOUSE」を発表しています。
事件・逮捕
Ozworld a.k.a R’kumaは、高校3年生の時に「大麻取締法違反」で逮捕されています。
2016年1月5日という卒業を控えていた時の出来事でした。
ちなみに「沖縄県では8年ぶりの現役高校生大麻所持逮捕」だったそうです。
家族に迷惑をかけたと反省をしつつも、「なかなか経験できることではない」と考え、鑑別所で過ごす時間を読書に充てるなど、出来る事をやる事で有意義な時間にしていきました。
そんな考え方が出来るようになったのは「逮捕されたのが大きな転機になった」と語っていました。
沖縄県警沖縄署は11日までに、使用目的で乾燥大麻を所持していたとして大麻取締法違反
(所持)の疑いで、県立高校の男子生徒(18)=同県嘉手納町=を現行犯逮捕した。 逮捕容疑は
1月5日午後8時50分ごろ、同県北谷町の駐車場で大麻を所持していた疑い。 沖縄署によると、
駐車場にいた男子生徒を不審に思った警察官が職務質問して発覚した。同署は入手経路などを
調べている。 <毎日新聞 2016年1月11日>
ラップスタイル
R’kumaは独特な世界観を持っています。
夜イヤホンで彼の音源を聞きながら歩いていると、街頭の光の少ない場所にいったとたんに「異次元空間にワープした感覚になる」というファンが多くいます。
人の感覚を異次元空間に導いたと感じさせるほどのビートと、何度も聞き入ってしまう中毒性の高いフロウに、ライムを上手に組み込んだリリックが好評です。
現在までにYOUTUBE再生回数「100万回超え」の曲を「4曲」生み出しています。
日本国内だけでなく海外に出ても通用するのではないか?と噂されるほどの腕を持つOZworld a.k.a R’kumaは、今後も注目が集まる存在になる事は間違いありません。
所属しているレーベルやチーム
Ozworld a.k.a R’kumaが所属しているレーベルは「MS Entertainment」です。
仲の良いアーティスト
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2019年6月に、ラッパーの輪入道の番組”暴走パンチライン”に出演しています。
プライベートでの付き合いがあるかは明言しておりませんが、輪入道は個人のTwitterで「話してみて、より一層、彼の世界に引き込まれました。素晴らしい時間をありがとうございました。」と語っています。
2020年9月7日にはタレントの重盛さと美がフィーチャリングしており、Twitter上で「さっちゃん」と呼ぶなど、音楽を共同で制作していくうえで親交を深まった様子が伝わってきます。
当たり前ですが沖縄を代表するラッパー「CHOUJI」「CHICO CARLITO」「唾奇」「Rude-α」などとも深い親交があります。
おすすめの音源
Ozworld a.k.a R’kumaのおすすめの音源は、「Peter Son feat.Maria & yvyv」です。
彼の持つ独特の世界観が存分に発揮されており、中毒性の高いリリックと耳に残る抜群のフロウが見事に組み合わされています。
思わず何度も聞いてしまいます。
MVは異世界の中で踊りながら歌うOzworld a.k.a R’kumaが映し出されており、冒頭で触れた独特の世界観を映像で楽しむことができます。
まさにOzoworldといったところでしょうか。
次におススメの音源は「Betty boop feat.OZWorld a.k.a.R’kuma」です。
OZworld a.k.a R’kuma自身がよく利用しているファッションブランドのX-LARGEとコラボした曲です。
MV中の「ショルダーバッグとミニブック」はセットで販売されている事もあり、宣伝効果も高そうです。笑
YENTOWNにに所属しているDJ JAMとの豪華な共演も話題を呼んでいます。
最後に、話題性の高い作品として「vivide feat.SATOMI SHIGEMORI」があります。
タレントとして知名度の高い重森さとみが客演しています。
コロナ自粛の際に作成したラップが驚異の人気を誇ったのは記憶に新しく、その秘められた能力を生かし、記念すべき第二弾の作品がこのOZworld a.k.a R’kumaのフィーチャリング曲になります。
OZworld a.k.a R’kumaの独特な世界観に置いていかれることなく溶け込んでおり、完成度が高いと注目されています。
また、MVに登場する重盛さと美が「すごく若く見えて可愛い」や「二人の年齢差は10歳あるはずなのに、全然歳の差を感じない」など、ビジュアル的な面でも注目が集まっています。