SAMは1994年11月15日に誕生した、栃木県出身のラッパーです。
フリースタイルバトルの強者と知られ、音源も注目を集めています。
今回はSAMについてまとめました。
SAMのプロフィール
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MCネーム | SAM |
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本名 | 三浦 舟平(みうら しゅうへい) |
生年月日 | 1994年11月15日 |
身長 | 173cm |
出身 | 栃木県宇都宮市 |
学歴 | 中卒 |
SNS | Twitter / Instagram |
名前の由来
MCネームである「SAM」は、本名「三浦 舟平(みうら しゅうへい)」から来ています。
イニシャル「S・M」の間に「A」を足し、つないで読んで「SAM」としたとインタビューで語られています。
名乗り始めたのは2015年の夏ごろ、ラッパーとしてフリースタイルやサイファーをメインで活動していて、ライブを始める際にSAMと名乗る事に決めました。
彼女
彼女は、現時点でいません。
インタビュー動画で「以前付き合っていた彼女が・・・」などと過去にはいた事をちらつかせる発言をしていましたが現在はいないようです。
更にTwitterで「栃木5000万パワー、彼女一億パワー」と表現していましたが、そのツイートも削除されています。
Twitterで宮城県や京都、名古屋など一人旅に出る趣味を持っている事を紹介しており
「カップルが多くて羨ましくなりました。僕もそういう相手がいれば良いなぁと思いました」とピュアなツイートをしています。
結婚
SAMは現在独身です。
離婚歴もありません。
家族
親父、弟、兄、私+犬 pic.twitter.com/8pyP0YWuEC
— SAM (@SamtaQuench) August 2, 2020
日本人の父親と、フィリピン人の母親の間にSAMは生まれます。
父親は、演歌歌手である「三浦慎也さん」で、インタビュー動画で「親父の影響で音楽をやりたいと思った」と語っています。
ちなみに三浦慎也さんですが、1993年に日本で公開されたディズニーアニメ映画「アラジン」のオープニング曲である「アラビアン・ナイト」を歌った実績を持っています。
母親は、SAMが学生時代に家を出ました。
気性が荒い性格だったそうで、SAMの実話から作られた音源の「namida」の中で「あなたに逆らえばすぐにお仕置き」「ふとした瞬間に目つきが変わる」「眠剤で自殺を図る」「包丁を手に取り私は普通と叫ぶ」などと、当時の壮絶な状況を歌詞で表現しています。
母方の祖母はフィリピン人で、「いいおばあちゃんだった」と語っています。
その祖母は、小学校6年生まで日本にいましたが、「ビザの有効期限が切れていた事が原因」で、フィリピンに強制送還されました。
SAMが最後に祖母にあったのは、強制送還前の留置所だったそうです。
祖母は新宿で偽物のブランド品を売るなどして生計を立てており、その行為がきっかけで警察に調査され不法滞在が発覚してしまいました。
行為自体は犯罪ですがそのお金で生活だけではなく、SAMの欲しい物を買ってあげるという優しい顔を持っており、大人になった今でも会いたいと動画の中でSAMは語っています。
兄弟は「兄・弟・妹」がいます。
妹は、母親と一緒に家を出ていったと「namida」で語られており、それ以外の情報は、一切公表されていません。
学歴
僕が中学卒業して就職した建築会社の社長に
焼肉連れてきてもらった🔥
今は焼肉屋さんも経営してるらしく、
1年分くらき食べさせていただいた! pic.twitter.com/ALzifQuK10— SAM (@SamtaQuench) July 28, 2020
SAMは中学校を卒業後、高校に進学せず、建設会社で働き始めます。
中学3年生の時に他校の生徒とケンカし、鑑別所へ送られ、更生中にに受験活動が終了してしまい、高校へ進学する事を諦めました。
Twitterで以下の写真を公開
15歳→18歳→21歳→25歳
一枚目シンプルに辛い pic.twitter.com/2NbwWefwGu
— SAM (@SamtaQuench) January 28, 2020
- 15歳・・・金髪で髪を立て、カメラを睨みつける少年の姿
- 18歳・・・バイクにまたがっている暴走族風の少年の姿
- 21歳・・・おしゃれな若者の姿
- 25歳・・・落ち着きを持った青年の姿
と、自らの成長の軌跡を伝えてくれていました。
ファッション
ストリートファッションを意識させる着こなしをしています。
特に高級ブランドへの強いこだわりはなく、Twitterでも「GU」「GAP」「ユニクロ」の服の着こなし情報をたびたび発信しています。
タトゥー
よく腕のタトゥーの意味を聞かれるのですが、
僕の名前が舟平で親父が
舟(フネ)のように
のんびり平和に育つように、と言う意味で名付けてくれて
最高に気に入っている名前なので舟にちなんだ羅針盤、いかり、舵を
彫ってます🙇♂️ pic.twitter.com/DlBNRdU9ZN— SAM (@SamtaQuench) July 5, 2020
左腕に海で使われる「いかり」と「舵」、右腕に「羅針盤」が彫られており、意味は、本名から来ています。
SAMの本名は「三浦舟平」で
「舟のようにのんびり平和に育つように」
という願いを込めて名付けられ、その名前を最高に気に入っている為、舟にちなみ彫ったとTwitterで語っています。
親からもらった名前を大事にするという姿は、様々な人生経験を積んだSAMらしさを見せてくれています。
性格
SAMは温厚で、どことなく余裕を感じさせる寛大な性格の持ち主です。
TwitterやYouTubeへの批判や悪口をつづったコメントに対し
「わざわざ見にきてコメントを叩いてくる行為はもはやツンデレ」
と上手にツイートし、不快な気持ちを見せずおもしろおかしく変換する寛大さを持ち合わせています。
他にも「フォローしてくれるまでロバの写真を送り続けます」という、少し変わった行動を取るフォロワーさんとのやりとりをTwitterで紹介しており、「最終的に根負けしてフォロバした。ロバだけに・・・」というユーモアなコメントを紹介し、読んでいる人をとても楽しい気分にさせていました。
10代の頃は鑑別所に入所したり、金髪姿で改造バイクにまたがったりなど、やんちゃな人生を送っていたSAMですがそんな人生経験も手伝ってか現在ではとても落ち着きのある優しい表情をしています。
趣味
ワンダフル。
ライムと名付けた。 pic.twitter.com/tsbRvT7vS9— SAM (@SamtaQuench) June 28, 2020
音楽以外の趣味と言えば、SAMはかなりのゲーム好きです。
Twitterでも「モンスト」や「ポケモン」「スマッシュブラザーズ」について、ツイートしています。
友人ラッパーのIDとスマッシュブラザーズで晩御飯をかけて戦いを挑み、敗北を喫し晩御飯をおごらされたというエピソードがあります。
他にも、一人旅が好きで、2020年2月には「思いついたから」という動機で、京都⇒名古屋のコースで一人旅を満喫しています。
今度は「北海道に行きたい」と、Twitter上で語っています。
お酒は弱いから飲まず、ギャンブルも全然やらないと、自ら語っています。
また、2020年6月の終わり頃から、犬を飼い始めたようです。
犬の品種は「ミニチュアダックスフンド」
「天使」と表現するほど可愛がっており、就職しない理由を「犬と遊ぶ時間がなくなるから」と挙げるほど、犬との時間を大事にしているようです。
SAMの過去経歴
HIP HOPとの出会い
中学2年生の時に「般若」のラップに出会い、ずっと聞いていたそうです。
その時点では、本格的にのめり込むような事はありませんでしたが、ヒップホップに興味を持ち、のちのSAMを作り出す基盤となりました。
ラップを始めたきっかけ
「人生を変えたい」と思い、千葉 ⇒ 栃木へと移動。本格的にラップを始めたのは、栃木に移った後の事です。
きっかけは、勤めていた会社の同い年の人たちと「サイファーやフリースタイルを始めた事」と語っています
ラッパーとしての経歴
SAMと名乗り始めて本格的に活動し始めたのが2015年の夏頃という事から、ラッパーとしての経歴は2020年で約5年になります。
現在は、音源作りにコミットしているSAMですが、ラッパー初期の頃はフリースタイルで様々なMCバトルの大会に出場し、輝かしい戦績を残してます。
- 戦極MCBATTLE第16章 ・・・優勝
- KOK 2017 関東予選・・・ベスト4
- ADRENALINE MC BATTLE 2017・・・準優勝
- UMB GRAND CHAMPION SHIP 2018・・・ベスト8
- 戦極MCBATTLE第19章・・・優勝
- UMB THE CHOICE IS YOURS 2019・・・ベスト16
- 戦極MCBATTLE第20章・・・優勝
「戦極MCBATTLE20章」以降はMCバトルには参加せず、音源づくりに集中。2019年11月から毎月最低1曲以上のペースでリリースしています。
しかし、バトル参加は完全にやめたわけではなく、2020年中に出る予定がある。と、Twitterで表明しています。
デビュー曲
SAMのデビュー曲は、「TURSH feat.ID」です。
配信日は「2019年11月25日」で、それから現在までほぼ毎月曲をリリースしています。
「8/15」に【DICE】という曲をリリースすると、Twitterで報告してくれています。
事件・逮捕
中学生のころ他校の生徒とケンカし、鑑別所に入所しています。
現在の風貌やおっとりした話し方をするSAMからは少し想像しがたい事実です。
それ以降では事件は起こしておらず、最近の出来事で言うと、IDと街を歩いていたら職務質問を受けたと、Twitterで語っています。
ラップスタイル
「栃木押韻伝道師」「無限の引き出し」「印を踏みまくる変態」など、様々な呼び方をされるSAM。
その呼び声通りにラップバトルでは鮮やかなライムを披露し、数々のMCバトルで功績を残します。
非常に聞き取りやすいはっきりとした口調とセリフに加え、優しい顔つきで淡々とライムを続けるラップスタイルは、日に日にファンを惹き込み続けています。
所属しているレーベルやチームなど
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SAMは「Per life」というレーベルに所属しています。
Per lifeはSAM自身が、本格的な音楽活動を開始するタイミングで自ら立ち上げました。
所属するメンバーはSAMのほかに、ラッパーのバチスタと、MIKADOの合計3名です。
仲の良いアーティスト
SAM×バチスタ×クレープ pic.twitter.com/nfZD05thEJ
— SAM (@SamtaQuench) February 20, 2020
SAMは、交友範囲がとても広く、Twitterでも様々な人物と撮影した写真を投稿したり、多くのラッパーの名前が出てきます。
特によくTwitterで出てくる名前と言えばやはり「バチスタ」。
同じレーベルに所属している関係でありながら、なんと、現在SAMの実家で同居しているそうです。
そんな間柄もあるからか、SAMはバチスタの事を相当気に入っているようすで、ひたすらにバチスタをネタにいじりまくっています。
「100日後にはダイエット成功」と告知して、強制的にダイエット企画を立てたり
「バチスタの家の鍵をメルカリで売ったらどうなるか」とツイートし、フォロワーの反応を見たり
「車で出かけた際に、歩いて5分かからない場所にあえて置き去りにして、自分は車で先に家に帰る」など
色んな場面でバチスタをネタにしていじるツイートが見られます。
そのツイートに対し、バチスタのリツイートによる返しがまたとてもユーモアがあふれて、フォロワーを楽しませてくれています。
他にも、仲のいいアーティストとしては、同じラッパーであるMAKA、IDの存在は欠かせません。
MAKAはMVに一緒に出たり、MCバトルでタッグを組んで戦ったり、まさに戦友とも呼べる仲間です。
更に、一緒に写っている写真は、まさに「昔からの友達」とまで見えてしまうほどの仲の良さを伝えてきてくれます。
IDとの友人関係は、池袋で行ったサイファーから始まりました。
SAMのデビュー曲である「TRUTH」でSAMがIDをフューチャーしています。
「戦極MCバトル18章」では、バトルの機会がありましたが、お互いを称えあいながら言葉をぶつけている様子は、最高の名場面として、二人のファンの記憶に残っています。
おすすめの音源
これまで数々の音源を作曲してきたSAMの現時点での代表曲と呼べる音源は「Days」です。
はっきりとしていて聞き取りやすい歌声に、どこか心地のいい爽やかなメロディ、耳に残る数々のライム。
特に「音楽で生きるじゃなくて、音楽と生きているのさ」の歌詞に、胸を刺された人は、数知れず。
ラップ好きではない人でも、聞きやすく、何度も聞き入ってしまう魅力に惹き込まれていきます。
次のおススメは何といっても「TRUTH feat ID」です。
SAMのデビュー曲で、友人のラッパーであるIDをフューチャーしています。
「過去を振り返らずに、ありのままの自分でひたすらに前に進めばいい」と語ってくれています。
語り口調で淡々と歌うスタイルのSAMに、メロディーにうまく乗せて歌うIDのスタイルが見事にマッチしており、最高のデビュー曲として仕上げてくれています。