ラップはもちろん、トラックメイクでも注目を集めているHIPHOPアーティスト「JJJ」。
今回はJJJについて詳しくまとめました。
JJJのプロフィール
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アーティスト名 | JJJ |
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本名 | 相馬貴裕 |
生年月日 | 1989年 |
出身 | 神奈川県川崎市 |
SNS | Twitter / Instagram |
名前の由来
JJJの本名は「相馬貴裕」です。
JJJの明確な情報はこれまで語られることもなく、現在でも存在していません。
アーティスト仲間などには、「J君」というニックネームで親しまれています。
17歳の頃、地元神奈川の友達から「渋谷でライブをやるからバックDJをやってほしい」と頼まれたことをきっかけに音楽活動を開始。
その時は「hirojam」というMC名で活動をしていました。
その後、音楽活動を続けていくにつれて「トラックメーカー名」をJJJとしており、「hirojamよりもJJJの方が表記が楽」という理由でJJJに統一したと語っています。
彼女
JJJには、彼女の存在についての情報がありません。
2017年4月ごろに行われたインタビューでは、「彼女の実家が新潟のすごい田舎だった」と、本人の口から語られていますが、後にも先にも彼女の存在をほのめかしたのはこの記事のみです。
ラッパー界においてここまで強い存在感を見せており、ファッション的にも人物像的にも一際きらめいているJJJに彼女がいない方が不自然ですよね。
どのような女性と付き合いがあるのか、ない場合にしても、今後どのような女性との付き合いが公表されるのか楽しみです。
家族
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JJJは家族のついて、公表されていません。
本名からすると「日本人」のようですが、顔つきを見るとくっきりとした目鼻の顔立ちをしており、「ハーフ」と言われてもあまり違和感はない顔つきをしているところが少し気になりますね。
学歴
JJJの出身校について情報は載せられていません。
エピソードとして、以下のような事を語っています。
小学生の頃、詞の賞をよくとっていたそうで「こういう書き方をすれば賞が取れるんだな」とコツをつかむことで難なくこなしていたと語っています。
当時からささる詞を書く才能があった事を感じさせてくれますね。
ファッション
JJJは、主にストリートファッションを控えめに着こなしており、短髪と帽子(CAPなど)のの組合せスタイルが多くみられる印象です。
2018年9月、HELLY HANSENのジャケットのモデルに起用されるなど、スタイルの良さに定評がある事がわかります。
また、「marufa by kazuhiko fujita」のブランドを愛用しているようで、Twitter上で、事あるごとにリツイートによる情報拡散をしています。
タトゥー
JJJは、タトゥーは入れていないようです。
やんちゃそうな顔つきと、自分の個性を表現する事にこだわり持っているように見えますが、タトゥーを入れるという手段は今のところはとっていないようですね。
性格
自分をはっきり持っており、色々なインタビュー記事を見ても「周囲の意見や好みは関係ない」という気概を感じさせてくれるコメントを多く残しています。
リリースした曲が多くの反響を生んだ時にも「自分以外の人でもこれが好きな人、こんなにいたんだ」というような感想を述べており、JJJのアーティストとしての活動は、お金だけが目的ではないという熱い気持ちが伝わってきますよね。
自分の信念を曲げず思いをラップに載せて届けてくれる姿に、共感するファンはこれからも増え続けていくことは間違いありません。
仲間を大事にする一面も持っており、自信が結成したヒップホップユニッ「Fla$hBacks」の元メンバーのKID FRESINOの情報を、Twitter上で、逐一リツイートによる情報拡散を行い、もう一人の元メンバーのFebb as Young Masonに対しても例外ではありません。
彼らの音楽活動などの情報に関しては、必ず情報拡散を行っています。
Febb as Young Masonは、24歳という若さでこの世を去ってしまっており、彼の死についての心の叫びをTwitter上で公開しており、その後も、Febb as Young Masonに関する記事について、情報を見つけ次第リツイートによる情報拡散を行っています。
コミュニケーションの取り方を見ても、相手を気遣える優しい性格であることがうかがえます。
親交のあるラッパーの一人のDaichi Yamamotoとの会話形式のインタビューを行われた際にも、Daichi Yamamotoの良さを全面的にアピールしながら話しており、決して一方的にぐいぐい押すタイプではない事がわかります。
気遣いながらも、譲れない自分の価値観をはっきりと示しており、「曲という作品は一生ものなので、納得いくものを残した方が良い」と明言しており、職人気質が強い部分もしっかりと見せています。
趣味
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JJJは、音楽活動以外では、情報を発信する事が少なく、趣味が多いタイプではありません。
お酒、ギャンブルなどについて明言しておらず、SNSで投稿している情報を見ても音楽関係にまつわる情報ばかりです。
そんなJJJですが、ゲームを結構やるようです。
2018/10/4にTwitterで発表された「ロックマン実写化」について、JJJがリツイートによる情報拡散を行っていました。
本人の口からは語られていませんが、ロックマンのファンなのかもしれませんね。
また、2019/6/12 には、「大乱闘スマッシュブラザーズ」に関する情報を、リツイートによる情報拡散しています。
JJJは機材を全て自分で揃えている為、自宅で曲を制作する事ができると語っており、そのような生活を送るアーティストは、常識的に息抜きとしてゲームをする風潮があるのかもしれませんね。
また、食事は麺系が好みのようで、ライブイベントなどで向かった先での麺系の食事の写真をTwitterによく上げています。
JJJの過去・経歴
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HIP HOPとの出会い
JJJのヒップホップとの出会いは、小学生の時です。
彼を音楽の世界に引き込んだのはTVで見た「RIP SLIME」と語っています。
その中でもメンバーの「DJ FUMIYA」を見てDJに興味を持ち始めます。
その後もずっとヒップホップに興味を持ち続け、日本国内のアーティストだけではなく、海外のヒップホップにも興味は広がります。
特にアメリカのアーティスト「COMMON」をよく聞いていて、その行動が、彼のその後の活動範囲の拡大に大きな影響を与えています。
ラップを始めたきっかけ
実際に音楽活動を始めた当初はhirojamとして「DJ」を中心にしており、イベントに参加した時に同時にラップも披露していました。
DJとして様々な音楽を聴いていく中でも、好きでずっと聞いていたという「COMMON」の「RESSURECTION」のスクラッチ技術に興味を持ち、そこからDJ MAJIRAやBEATJANKIESなどを聴いて研究し、技術を磨き続けます。
そして、技術の向上させる為にターン・テーブル・ミキサーとブレイクのレコードを購入し、自分のスクラッチを録音して研究を続けていくうちに「この部分にドラムやラップを入れたらよくなるんじゃないか?」などといった気づきと興味が沸き、自信でトラックを作る様になりました
ラッパーとしての経歴
JJJは、音楽に関してはとても幅の広い活動をしています。
まずは、本格的にラッパーとして、活動を開始したのが2011年 (22歳ごろの時) とされています。
最初からソロで開始したのではなく、KID FRESINO (当時18歳) とFebb as Young Mason(当時18歳)の2名と共にヒップホップユニットとして 「Fla$hBacks」を結成。
ユニット活動と並行してソロ活動にも取り組んでおり2014年11月にソロのラッパーとしてデビューアルバムとなる「Yacht Club」を発表。
ユニット、ソロのラッパーとしての活動以外にもDJ、トラックメイカーとしても活動を並行し、非常に多岐にわたって活動の幅を広げています。
チームメイトであるKID FRESINOをはじめ、Aru-2、STUTS、Daichi Yamamotoなどとフィーチャリングしたり、BIMの曲をプロデュースするなど、広い活動範囲がみえます。
2017年2月22日に「HIKARI」を発表。
ファーストアルバムから約2年3か月ぶりの待望のアルバム発表という事で、話題を呼びました。
2017年5月に下北沢ケージ/ロンヴァクアンにて開催され話題を呼んだ”SBP (Shimokitazawa Block Party)の第二弾が開催され、JJJも参加した際に、紹介文として「日本のヒップホップシーンを語る上で欠かせない存在となった、トラックメイカー・プロデューサー・MC・DJ」として紹介されています。
また、2017年11月26日に KID FRESINOと共に上海コンサートを実施してします。
言葉の壁を越えてファンを魅了し、握手などのファンサービスを笑顔で積極的に行うその姿は、まさに「音楽で1つになる」という言葉を見事に体現していました。
更に、中国語でツイートするなど、上海に住むファンを喜ばせる為にサービスを徹底する姿に、改めて惹かれた人も多いように感じます。
2018年3月には、日本の音楽界の名誉の一つである「Apple VINEGAR Music Award」の大賞に選出されます。
名誉ある大賞曲はセカンドアルバムの「HIKARI」でした。
アーティストとしての活動の他に、プロデューサーとしても活動しているが、「どちらが楽しいか?」と天秤にかけた時に「絶対にラップ」と答えるくらい、ラップに生きがいを感じています。
デビュー曲
JJJのデビューアルバムは、2014年11月に発表された「Yacht Club」です。
JJJは現時点までに、48曲もの曲を製作しています。
ラップスタイル
基本的に曲を作る時は「サンプリング」を手広く行い、ネタを作るように心がけていると語っています。
「サンプリング」として良い物が見つかったら、そのフレーズを何度も聞いて、細かくちぎり、入れ替えたり、違うところをくっつけるなど、自分なりにアレンジし、完成度を上げていくのがJJJの音源づくりのスタイルです。。
リリックは「生活を送る中で、友達との会話から刺さるフレーズ」などを溜めて作っている事から、日常会話を大事にしています。
所属しているレーベルやチームなど
JJJが22歳の時に、KID FRESINO (当時18歳) とFebb as Young Mason(当時18歳)の計3名でヒップホップユニットとして 「Fla$hBacks」を結成。
2013年1月24日に、フリーEP「FLY FALL」をリリース。
2013年2月13日には、Fla$hBacks初のアルバム「FL$8KS」を発表。
2017年には、KID FRESINOが脱退し2018年には、Febb as Young Masonが不慮の事故により25歳の若さでこの世を去ってしまい、現在、解散状態になっています。
仲の良いアーティスト
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JJJは、色々なアーティストとフィーチャリングを行っている背景もあり、交友関係がとても広い印象を受けます。
代表的にはFla$hBacksのメンバーである、KID FRESINO、Febb As Young Masonから始まり、それ以外にもDaichiYamamotoやAru-2、高校時代からずっと憧れていると語っている仙人掌などの名前がよくTwitterなどであげられています。
おすすめの音源
JJJのリリースしてきた音源の中で、一番のおすすめは「BABE.feat.Haganeda Teflon (Prod by JJJ)」です。
JJJの代表曲と言えます。
ゆったりとしたトラックと聞き取りやすいラップで、とても心地のいい気分にさせてくれます。
次におススメは「HPN feat.5lack」です。
きれいでゆったりとしたトラックとテンポのいいラップで、悲しい気持ちをつづったリリックが自然に耳に入ってきます。
最後におススメしたいのは、「vaquero! Feat.KID FRESINO」です。
もとFla$hBacksのチームメイトであるKID FRESINOをフィーチャリングしており、「化け物」と称されるJJJ制作のトラックと迫力のあるラップは楽しさと強さを感じる事ができる作品となっています。