ASOBOiSM(アソボイムズ)は長崎県生まれ横浜市戸塚区育ち(本人は戸塚区出身と公言しています!)の、女性ラッパー/シンガーソングライターです。
他国からのホームステイを受けいれる家庭で、留学してきた外国人と共に育っています。
両親は共に多言語教育に関わる仕事で、自然と外国語に触れて育ったASOBOiSMの日本語と英語を織り交ぜたスタイルは注目を集めています。
彼女らしいリアルな歌詞と、トラック作りの講師をしている経験、幅広い音楽性を持った女性ラッパーです。
HIPHOPシーンでも知名度はグングン上がり、戸塚区出身の先輩ラッパー、サイプレス上野との共演や、DJ HASEBE楽曲への参加など知名度急上昇。
この記事では、ASOBOiSMのプロフィールから、名前の由来、過去の経歴、銀行員ラッパー、OLラッパー、仲のいい人物、オススメの音源も合わせてご紹介します。
ASOBOiSMのプロフィール
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MCネーム | ASOBOiSM |
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本名 | 田中 |
生年月日 | 1994年12月4日 |
身長 | 148cm |
出身 | 長崎県生まれ 2ヶ月後に引っ越し、以後は、神奈川県横浜市戸塚区で育つ |
SNS | Twitter / Instagram |
名前の由来
今日ツイキャスで歌ったオリジナル『たまねぎ』でふ。
本名は田中ですが、一応アーティスト名というのがあります。
たまねぎに少し似てます。
路上ライブきてね!
#たなま#大学生#シンガー・ソングライター#RTで有名にしてください pic.twitter.com/GzUl6wKhF3
— ASOBOiSM (@asoboism) January 24, 2016
元々、シンガーソングライターとして音楽活動がスタートし、2015年にシンガーソングライター「たまな」がデビューします。
しかし、やりたかった音楽じゃないことに矛盾を感じ、大学生時代に知り合った、イタリア人DJと2人組で、ラップユニットを2017年にスタートします。
「遊ぼう×リズム=ASOBOiSM(アソボイズム)」をプロジェクトに掲げ、活動していましたが、突然DJと音信不通になり、ソロプロジェクトとして再スタートします。
家族
両親は、多言語教育に関わる仕事をしています。
両親の教育方針として、彼女は幼い頃から21ヶ国語を学びます。
3つ上の兄がいます。
両親は共にギターが趣味で、父親は自作曲をカセットテープに録音していたほどです。
父が使っていたギターを持ちだして、シンガーソングライターを始めたと話しています。
学生時代
小学校1年生からピアノを習い、中学校1年生から吹奏楽部に入部します。
吹奏楽部ではドラムを担当し、最後は部長に。高校に入ってからは、軽音部でドラムを叩き、バンドを組んでいます。
大学に入って、両親がやっていた、ギターを始めます。
性格
子供の頃から外国人と交流していて、当時から人種に関係なく誰にでも心を開くオープンな子供だったと話しています。
音楽活動の中でも、アーティストに自らオファーをしにいく積極的な性格がでています。
留学
両親のススメからか小学校5年生の時に、1人でロシアに2週間ホームステイします。
高校2年生の時に、アメリカ、テキサス州ヒューストンへ1年間留学します。
アメリカの高校では、ジャズを演奏するサークルに入っています。
ドラムもやって、パーカッションもやって、演劇もやっていました。
留学先の、ホストママのススメで、興味を持ったことはドンドンやっています。
好きなアーティスト
両親の影響からか初めて買ったCDは、アメリカのカントリーグループ:ラスカル・フラッツです。
洋楽を好んで聴いていて「ジャスティン・ビーバー」は、日本武道館に観に行くほど好きだったようです。
ファッション
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ミュージックビデオでは、明るくて、ポップなファッションを取り入れています。
ラップを始めてからは髪型もドレッドや金髪に、サングラスをかけてライブに出演しています。
また、1stアルバム「OOTD」をリリースすると、ネットでASOBOiSM SHOPを立ち上げ、オリジナルデザインのスウェットを販売しています。
ASOBOiSMの過去・経歴
シンガーソングライター「たなま」として活動を始め、大学進学の頃からギターで楽曲制作を始めます。
Youtubeにオリジナル音源を投稿しながら、デビューを目指します。
19歳の時に、新人発掘オーディションで合格し、ギターで弾き語るシンガーソングライターとして、「たなま」名義で音楽活動をスタートします。
HIPHOPとの出会い
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青山のライヴハウスで観た2人組アーティスト「MOROHA」の影響により、1年ほどでシンガーソングライター”たなま”の活動を終了し、地元戸塚区の先輩ラッパー、サイプレス上野を聴きます。
その後、2016年10月20日号雑誌「Switch」に掲載された、”みんなのラップ”特集で、日本語ラップに出会い、様々な日本語ラップアーティストを聴くようになります。
ラップを始めたきっかけ
シンガーソングライターの頃から楽曲制作をやりたい気持ちは変わらず、MOROHAのギターとラップのセッションスタイルを観てラップを始めます。
ラッパーとしての経歴
2017年7月にリリースした、初の4曲入りEP「DWBH」が、タワーレコード未流通コーナーで初登場1位を獲得します。
hoyu「beauteenアンティーカラー」webCM曲の提供や、ネット小説大賞受賞作品に選ばれた、「隣の席の佐藤さん」webCM楽曲を提供します。
2019年8月2日付けの、Apple Music”今週のNew Artist”に選ばれ、グングン知名度を上げていきます。
2020年4月に、NHK Eテレ「ねこねこ日本史」エンディング主題歌の参加、2020年10月16日に、待望の1stフルアルバム「OOTD」をリリースします。
その他、『僕のヒーローアカデミア』×『モンスト』コラボCMソングへのラップ参加、アイドルへの楽曲提供や、アサヒ飲料”WILKINSON”にwebCM出演するなど、多岐にわたり活動しています。
デビュー曲
2017年にリリースした、”Don’t Worry Be Happy”で、作詞作曲をしています。
ポップなトラックと、軽快なラップと歌が、可愛い女の子をイメージさせるような作品です。
ラップスタイル
ゆるっとしたラップや畳みかけるラップで、ホンネを吐き出すスタイルです。
ありふれた日常のホンネをと歌をかけ合わせて、キャッチーなメロディで作り上げています。
社会人の現状やリアルな感情を書く歌詞など、共感を持てるスタイルは魅力の1つです。
プレイグラウンドミュージック(遊べる音楽)をコンセプトに掲げ、これからも楽しみなラップスタイルです。
銀行員ラッパー,OLラッパー
OLとして働きながらラップを続けています。
銀行員として働いていた経歴もあり、頭の良さが伺えますね。
TBSラジオ、「アフター6ジャンクション」にゲスト出演際に、ライムスターの宇多丸から、銀行員ラッパーと命名されたそうです。
社会生活でのホンネを、2020年7月にリリースした”ナイーブ”で書き下ろしています。
所属しているレーベルやチーム
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自主レーベルのようです。
ZOOMGALS(ズームギャルズ)というグループに所属しています。
6人のギャルが、コロナウイルスの自粛期間中に、ギャルラッパー・valknee(バルニー)の呼びかけでスタートしています。
仲のいい人物
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なみちえ
ASOBOiSMが所属している6人組のギャルラッパーグループ、「ZOOM」のメンバーです。
なみちえとは、Youtubeを見て自らアタックし、友達になったそうです。
後に、「HAPPOUBIZIN」で、共演しています。
2020年10月に、2人で、Youtubeライブ配信をしています。
オススメの音源
ASOBOiSM Feat.なみちえ / HAPPOUBIZIN
自身初の、セルフプロデューストラックした曲です。
なみちえのシリアスな歌詞と、ASOBOiSMのバイリンガルを感じさせる歌詞に、浮遊感あるトラックが、心地よく聴こえてくる絶妙なバランスで、個性ある曲になっています。
ASOBOiSM Feat.サイプレス上野 / TOTSUKA
ASOBOiSMが育った、戸塚について歌っています。
同じく、戸塚出身の先輩ラッパー、サイプレス上野をフィーチャリングし、地元愛を詰め込んだ、HIPHOPライクな作品です。
私も、HIPHOPをよく聴きますので、ストレートなHIPHOPトラックと、サイプレス上野と、”今と過去”の戸塚をラップで表現し、ラッパーASOBOiSMを聴きいってしまう曲で、オススメです。
ASOBOiSM / ナイーブ
ASOBOiSMの代名詞でもある、自身の社会生活をせきららに綴った1曲です。
不満を吐き出せない自分と、希望と現実のギャップに苛立ちを隠せない気持ちを、R&B色の強いメロディーにのせて歌う、シンガーとしての一面を見せる1曲です。
ASOBOiSM / PRIDE
彼女が、作詞作曲しています。
日常で感じるプライドを、ASOBOiSMがラップで突っ込む、ポップでアッパーなトラックにのせている、ダンスチューンです。
ASOBOiSMの音楽性の幅を感じさせる、オススメの曲です!
Valkee,田島ハルコ,なみちえ,ASOBOiSM,Marukido,あっこゴリラ / Zoom
コロナ過の中、6人がそれぞれ自宅で録音しています。
ASOBOiSMは、銀行員として働きながらラップする、自分の気持ちを書いています。
6人の個性が集まった、アッパーチューンです。
Zoomは、ZOOMGALSと改め、楽曲をリリースします。
まとめ
ASOBOiSMは、等身大の自分を表現できるのも、魅力ある部分でしょう。
楽曲制作と、メディアからも注目される作詞家としての才能を、これからもラップで聴かせてくれることを、楽しみにしています。
最後までご観覧頂き、ありがとうございます。