日本語ラップの黄金世代1978年生まれ、または78年世代のラッパー(79年も含む)をまとめました。
78年世代のラッパーは「さんぴんCAMP」が開催された時に18歳で、まさに青春の1ページがHIP HOPという感じだったのではないでしょうか。
また、78年世代の中で唯一「TOKONA-X」はさんぴんCAMPに出演しています。
2016年に開催されたさんぴんCAMP20では、78年世代のラッパーも多く出演し、般若が冒頭で「ECD」の「J-RAPは死んだ! 俺が殺した!」をサンプリング。
新たな伝説を作りました。
それでは1978年世代のラッパーを紹介していきます。
TOKONA-X
26歳の若さで亡くなるまでいくつもの伝説を作った男「TOKONA-X」。
ILLMARIACHIやM.O.S.A.D.などでも活動しました。
AKIRA
M.O.S.A.D.のメンバーで独特なフローが癖になるAKIRA。
画像を見てもらって分かる通りかなりの男前であり、セレクトショップの経営をこなすなど頭もキレる人物である。
“E”qual
TOKONA-XやAKIRAと同じく、M.O.S.A.D.のメンバーの”E”qual(イコール)。
M.O.S.A.D.ではリーダー的存在で、下の世代からの人望も厚いです。
MACCHO
今や横浜だけではなく日本を代表するラッパーと言えば必ずMACCHOの名前が挙がります。
名古屋のTOKONA-X・横浜のOZROSAURUSと言われるくらい誰もが認める実力者です。
AK-69
日本語ラップを様々な層に広めてきた男AK-69。
TOKONA-Xとは盟友であり、TOKONA-Xと同じレコード会社「Def Jam」と契約しています。
アンチは多いですが、間違いなく本物のMCです。
D.O
練マザファッカーでテレビ出演したことにより、日本中に認知されている男D.O。
独特な声や喋り方が癖になります。
MC漢とは盟友で同じレーベルで活動しています。
BES
SCARSやSWANKY SWIPEとしても活躍しているBES。
約2年の刑期を乗り越え天才としての姿を取り戻しつつあります。
とても人間味あるリアルなLyricもBESの魅力です。
HIDADDY
韻踏合組合の中心人物であり一二三屋のオーナーであるHIDADDY。
ユーモアある人物で後輩からの人望も厚い人物。
一二三屋では後輩ラッパーを雇い面倒を見ている。
WILYWNKAもその一人。
ERONE
HIDADDYと同じく韻踏合組合のメンバーであるERONE。
フリースタイルダンジョンでは3代目モンスターを務めている。
BIGZAM
NITRO MICROPHONE UNDERGROUNDのメンバーのBIGZAM。
近年はチョコプラという芸人の影響でテレビ出演もしている。
般若
近年ではフリースタイルダンジョンでのラスボスを務めた般若。
ダンジョンでは般若のユーモアさも話題となった。
日本武道館でのライブも成功させた。
ラッパーだけではなく俳優としても活躍しています。
MC漢
9SARIのボスであり、ダンジョン初代モンスターのMC漢。
音源だけの活躍に留まらず、日本一のバトルMCを決める大会「KOK」の主催者でもある。
自身のスタイルを新宿スタイルと称し、リアルを追究している。
TABOO1
MSCのメンバーで現9SARIに所属するTABOO1。
グラフィティを主にしている人物です。
また、グラフィティを題材にした漫画「イルブロス」を出版しています。
鬼
小名浜で一躍シーンのトップに上り詰めた鬼。
BESを思わせるような独特なフローが特長です。
哀愁漂う音源の世界観は鬼にしかない唯一無二です。
PIT-GOb
元、練マザファッカーのメンバーであり、現在はZEEBRAが代表のGRAND MASTERに所属するPIT-GOb。
Barを経営しながら音楽活動をしている。
RUMI
17歳の若さで高校の同級生、般若やDJ BAKUと共にZEEBRAへのDisソングを発表したRUMI。
日本における最初のフィメールラッパーではないでしょうか。
AKY(あえて空気読みません)の音源にあるよう、しっかりと自分を持った強い女性です。
剣 桃太郎
般若も所属していた妄走族のメンバーの剣 桃太郎。
KダブDisでの「渋谷のガン」や「汚いおっさん」はストレートだが、キツイDisである。
剣の音源「大麻合唱」は今でも話題に上がるくらい有名な曲です。
OLIVE OIL
78年世代ではトラックメイカーのOLIVE OILも外せません。
5LACKと共に作ったアルバム「5O2」は名作です。
KOJOEやRITTOなど日本を代表するラッパーと共演しています。
BASI
韻シストのメンバーとしても活躍しているBASI。
愛(LOVE)をテーマにラップすることが多いです。
WILYWNKAや唾奇、TOCCHIなど若手を代表するラッパーともコラボしています。
BACH LOGIC
トラックメイカー、プロディーサー、ラッパーと何でも出来る男BACH LOGIC。
鋼田テフロンの名義で多くの曲に参加しています。
HOOKを歌ってもbeatを作ってもハズレなしの78年世代を代表する人物です。
SEEDAの「花と雨」では総合プロデュースをしています。
PRIMAL
MC漢率いるMSCに所属していたPRIMAL。
現在は保育士として活躍しています。
ラッパーの第2の人生として保育士は意外ですが、生き生きと働いておられます。
RYUZO
78年世代の青春「さんぴんCAMP」を復活させ、「さんぴんCAMP20」をプロデュースしたRYUZO。
音源「HATE MY LIFE」はクラシックですよね。
ここだけの話RYUZOは1977年生まれですが、実質78年なので書きました!
まとめ
今回は78年世代のラッパーを紹介しました。
前後1年くらいずれているラッパーも居ますが、お許しください。