¥ellow Bucks(イエローバックス)は、abemaTVで人気のオーディション番組「ラップスタア誕生 Season3」で見事優勝を獲得したラッパーです。
気持ちの良い韻とリリックセンスで、一気にその名を知らしめました。各メディアからも引っ張りだこの次世代注目アーティストです。
多くの女性ファンを集めるその見た目はもちろん、ファッションセンスにも注目されており、多彩な才能を持ち合わせています。
これから確実に日本のヒップホップを担っていくアーティストになるでしょう。この記事では、そんな ¥ellow Bucks の魅力や過去を紹介します。
¥ellow Bucksのプロフィール
MCネーム | ¥ellow Bucks (読み方:イエローバックス) |
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本名 | 坂口 和(さかぐち わたる) |
生年月日 | 1996年8月5日 |
出身地 | 岐阜県富山市・飛騨高山 |
身長 | 175cm |
SNS | Twitter / Instagram |
元は、ヤングバスタ(通称YB)という4人グループで活動していたようです。
中学時代からラップに興味をもち、リリックを書いていたそうです。
15歳からラップを始め、高校時代にはイベントにも参加するようになっていきます。
「地元愛がすごい」とラッパー・Anarchyにも褒められるその東海への愛は、楽曲の至るところに散りばめられています。
MCネームの由来
¥ellow BucksのMCネームの由来は上記の「ヤングバスタ」が関係しています。
ヤングバスタの通称「YB」のイニシャルを残したいと考えたBucksは
- Yellow=黄色人種またはYellow Kush
- Bucks=お金を稼ぐ
を組み合わせ¥ellow Bucksにしたそうです。
「お金を稼ぐ」意味を持つスラング「Bucks」に合わせて、頭文字の「Y」を「¥」に変えた点はオシャレな¥ellow Bucksらしいですね。
また、世間からfuckくらおうとお前(HIP HOP)とfuckする事決めて付けた名が¥ellow Bucks」ともラップしています。
出身は東海地方
¥ellow Bucksは日本のHIP HOPの名門「東海地方」出身です。
東海地方は岐阜県高山市に生まれ、「東海地方」をレペゼンする強い気持ちを持っています。
自信を「ヤングトウカイテイオー 」と名乗り、TOKONA-Xに変わるスターを目指しています。
TOKONAの後輩であるDJ RYOWにも実力を認められており、可愛がられています。
特技
特技は、硬筆(えんぴつ)と毛筆(筆)と語っています。
自身のInstagramでは、本名「和(わたる)」を披露しており、ここでも多才な一面が伺えます。
¥ellow Bucksのファッション
ファッションでも注目を浴びている¥ellow Bucks。
まずは愛用しているブランドを紹介します。
- DLSM
- GALFY
- STARTER BLACK LABEL
- DAILY PAPER
- Mitchell & Ness
- NEW ERA
- Timberland
- FILA
などです。
緑が好きなBacksは緑が多めのファッションを楽しんでいます。
髪型はドレッドヘアやツイストなどが多い印象です。
¥ellow Bucksの表記
¥ellow Bucksの表記「Yellow Bucks」と間違われやすいですが、頭文字は「¥」です。
¥ellow Bucksの過去や経歴
ラップスター誕生で一躍知名度を上げ、今ではトップMCの仲間入りをした¥ellow Bucks。
謎に包まれた過去や経歴を紹介していきます。
渡米
高校卒業後はひとりNYに渡っています。
20歳までに行きたいと思っていたところに、ラッパー・Kojoe が高山を訪れ、話を聞きバイブスが上がって行ったとインタビューで語っています。
体の動かし方、音の乗り方が変わったと言っている為、そのステージングもファンを引き寄せる理由なのかもしれません。
影響やルーツ
¥ellow bucks はMCバトルは好きではないと語っていますが、地元・高山ではラバダブをしていたと語っています。
フリースタイルのような即興性のある「ラバダブ」ですが、MCバトルよりもパフォーム的な要素が強いです。
バトルが好きではないと語っているのは、レゲエならではのピースフルなカルチャーも経験しているからではないでしょうか。
「レゲエシンガーのRAY、レゲエDeejayのJ-REXXXにくらった」とも話している為、その影響は強いでしょう。
また、ファーストEP内に収録されている「ヤングトウカイテイオー」。
同じ岐阜県出身であるDJ RYOW とのコラボ作品となっています。
故 TOKONA-Xのファーストアルバム「トウカイ×テイオー」のタイトルをサンプリングしています。
また上記の写真の場所もかつてのTOKONA-Xが撮影した場所と同じです。
東海出身アーティストからの影響は強く受けていると思われます。
DJ Ninaに聞けよルーツはS&S
この「DJ Ninaに聞けよルーツはS&S」はラップスター誕生で披露した「ヤングトウカイテイオー 」での一節です。
S&Sとは¥ellow Bucksの地元、飛騨高山にあったアパレルショップです。
2013年からTwitterやサイトの更新が無くなっており、グーグルマップでも確認できないため、現在は閉店している可能性があります。
HIP HOP色全開のショップだったみたいで、ファッションはもちろん音源も置いてあったみたいです。
ラップスター誕生
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22歳で人生の転機となる「ラップスター誕生」で優勝した¥ellow Bucks。
予選から圧巻のパフォーマンスを披露していき「ANARCHY」からは「リリックが凄いいい。全問正解感がある」と高評価を受けます。
3rdステージの合宿では披露する楽曲のリリックを直前で全て書き換えるなど、リリックへの強いこだわりを見せています。
ファイナルステージは既にラップスターの風格があり、オーディエンス・審査員共にBucksしか優勝はあり得ない雰囲気になっていました。
鳥肌が立つほど完璧なステージングに、完璧なライブ構成。
完全に会場をロックしていました。
各審査員の評価は以下になります。
- ANARCHY「地元愛があってこれぞHIP HOP」
- SEEDA「(MC中の)話が長いと思ったけどオチがあって良かった。フゥ〜〜(悪魔の笑い)」
- HUNGER「ファイナルで初めて鳥肌が立った。優れたセンスの持ち味」
- 伊藤「構成が素晴らしかった」
- Kダブ「トークのオチに敗北感を感じた」
優勝後の活動
優勝後は賞金300万の一部を使いファイナルステージで一緒に戦った仲間と音源を制作。
「Grow Up (feat. Jua, Joseph Blackwell, Flight-A & SANTAWORLDVIEW)」は発表後しばらく、iTunesのHIP HOPチャートで1位をキープしました。
また、メンバーが集まりライブで披露するなど、優勝後も話題に。
周りの仲間も一緒に上げていくスタイルはとてもカッコ良かったです。
大麻取締法違反で現行犯逮捕
2021年11月17日に大麻取締法違反の現行犯で逮捕された¥ellow Bucks。
仲間5人で現行犯だったので、かなり辛いですね。
同月に同じく愛知県のラッパーが逮捕されていたので、もしかしてチクられたという噂も。
ニュースサイトではNAMIMONOGATARI出演が未だに記載されてますが、その件に関しては出演後愛知県に580万円寄付しています。
¥ellow Bucksの音源情報
2018年に ¥ellow Bucks & Playsson でEP「CITY VIEW」を販売。即完売し、今では入手困難なようです。
「ラップスタア誕生!」で優勝後、2019年4月にEP「To The Top」をリリースしています。EP内には「ヤングトウカイテイオー」という曲も。
またファーストアルバムから半年後、2nd EP「Excuse Me」も配信している。プロデュースにZot On the Waveを迎えるなどして話題を呼びました。
フィーチャリング作品も多数リリースしており、DJ CHARI、Kojoe、KIKUMARU等、様々なアーティストと共演を果たしています。
おすすめ音源
「To The Top X’mas 2019(feat.Daiki Blunt & Tee)」は2019年リリースの、そのタイトル通り”クリスマ吸う”ソングです。
有名なあのジングルベルにのせて歌っています。そのスキルフルなラップは、その可愛らしい音にぴったりとハマっています。
クリスマス気分でなくても、一度聞いたら頭から離れなくなる曲なので、ぜひ一度聴いてみてください。
まとめ
今回は ¥ellow Bucks について紹介しました。
音楽に貪欲で、リスペクトを大切にする彼の音楽は、リスナーを魅了します。
これから更にたくさんの人に愛され、そしてフックアップされていくでしょう。
これからの活躍に注目です。