MC TYSON(エムシータイソン)は、大阪市住之江区出身で、日本語、英語、アラビア語を自在に操るトリリンガルラッパーです。
HIPHOP界で注目され、あっという間にスターの仲間入りをし順風満帆に見えますが、小学校の頃から家庭環境は最悪で、両親は離婚し、その後は母親に連れられて弟と3人で生活します。
母親は家庭よりも男性の元へ行き、そのまま帰ってこなくなり弟と2人で生活をしていたそうです。
小学生の頃から食べ物もない、¥貧困生活の中生きるしかなかったMC TYSONは、好きで聴いていたHIPHOPミュージックでお金を稼ぐことを決意します。
夢を追いかけ自らチャンスを掴んでいき、作品をリリースすれば全国に広がり、ライブツアーは成功。
ラップビジネスで這い上がってきたMC TYSONは、時が経つほど人生の成功者となっていきます。
ラップビジネスで地位を確立し、今ではガンガン高級車を乗り回している、大注目の平成生まれのラッパーです。
見た目は強面のハーフだが家庭を愛し、弟や仲間の愛を忘れず、しゃべるとコテコテの関西人キャラでもあります。
MC TYSONの生い立ちやプロフィール、ラッパーの経歴やオススメの音源などご紹介します。
MC TYSONのプロフィール
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MCネーム | MC TYSON(エムシータイソン) |
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本名 | アラジン |
出身地 | 大阪市住之江区 |
生年月日 | 1991年5月8日 |
血液型 | A型 |
SNS | Twitter / Instagram |
名前の由来
漫画「ろくでなしBLUES」の前田太尊のタイソンから取ったとか、アメリカ人ボクサーの、マイクタイソンから取ったとか話していましたが、エジプトにいるおばあちゃんのファミリーネームから取ったそうです。
最初は漢字表記で、「MC 太尊(タイソン)」でキャリアをスタート。
後に、MC TYSONとして活動します。
学歴
高校まで卒業しています。
家族
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日本人の妻と、男の子3人の5人家族です。
弟
年齢差は分かりませんが弟は日本で、英会話教室を開いたりと実業家として活動しています。
一方2020年の時点では、MC TYSONのマネージャーをしているそうです。
生い立ち
幼い頃はアフリカやヨーロッパで育ち、日本人の母親とエジプト人の父親、弟の4人家族でした。
両親の離婚後は母親の地元、大阪市住之江の団地で生活していました。
3人で暮らしていましたが母親は男性といなくなり、家は弟と2人を残して子供だけで暮らしています。
養護施設でも生活していたそうですが、家に子供だけ放り出された間は食べるために万引きしたり、生きるために悪いことは何でもやってきたようです。
MC TYSONのラップスタイルは幼い頃のハングリーさと、苦しい時でも弟を愛する気持ちがオリジナルラップのキーワードの1つです。
ファッション
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ファッションモデルでもあるAKIがデザイナーをしているブランド、「HERMOUR(エムール)」を良く着用しています。
他にもTOMMY HILFIGER、PUMA、NIKEなどスポーツブランドから、PRADAなどと行いったハイブランドまで幅広いブランドを着用。
オリジナルブランドも手がけており、自身のレーベル「ELDEEN INDUSTRY(エルディーン・インダストリー)」から発売し、通販サイトを立ち上げオリジナルグッズなども販売。
MC TYSONもミュージックビデオなどで着用しています。
LINEスタンプ
2021年から、MC TYSONオリジナルLINEスタンプを発売しました。
タトゥー
上半身はほぼ刺繍しています。
1stアルバムのリリース前後であると推測されますが、1stアルバムをリリースした頃の所属レーベルだった、「CHECKMATE ENTERTAINMENT(チェックメイト・エンターテインメント)の、ロゴを腕に彫っています。
趣味・車
車は良く買い替えているのでしょうか。
ベントレー、ポルシェ、エスカレードから、フェラーリなどスポーツカーまで、沢山の高級車を乗り回し、ミュージックビデオで披露しています。
MC TYSONの過去経歴
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HIPHOPとの出会い
幼い頃から母親の影響で「LL COOL J」「RUN DMC」など、HIPHOPの名曲を自然と聴いて育ちました。
中学生になると50CENT率いるラップグループ、 G-UNITのメンバー、GAMEを聴いたのがキッカケで、ハードコアな西海岸のHIPHOPにドップリハマります。
この頃にハマったHIPHOPがMC TYSONのラップスタイルの土台となり、オリジナルのギャングスタラップが生まれます。
ラップを始めたきっかけ
19歳の頃に地元で流行っていたフリースタイルがきっかけで、本格的に始めたようです。
それから、AK-69を聴いて衝撃を受け、楽曲制作を始めます。
ラッパーとしての経歴
”MC 太尊”名義で2011年に発表している「FOREVER YOU & I REMIX」、「TIME IS MONEY」、「I HAVE A DREAM」を発表したことを皮切りに、クラブを中心にライブを行う。
日本での活動だけでなく、世界での活動も視野に入れていて、上海でライブしたことがキッカケでバンコク、香港など、アジアでその名を轟かせる。
2016年8月に、1stアルバム、「THE MESSAGE(ザ・メッセージ)」をリリース。
同アルバムに収録されている”Bling Bling Girl”が、地元大阪のクラブでプレイされるようになったことは、ライブが増えるキッカケになりました。
シンガポールでのライブを経験し、フィリピンでのアジアツアーも成功させた。
2017年には、Ameba TV HIPHOP番組「SMASH HIT」で、憧れのラッパーAK-69に認められ共同で曲を制作する。
番組の中で、DJ PMXとKEN THE 390のタッグと対決し、AK-69とMC TYSONのタッグは勝利します。
2018年8月に、2ndアルバム「THE MESSAGE 2」をリリース。
2019年11月に、5曲入りEP「THE MESSAGE 2.5」をリリース。
2020年2月に、地元大阪にある”ビルボードライブ大阪”で、日本人ラッパーとして初のワンマンライブを行いました。
2020年12月に、3rdアルバム「THE MESSAGE 3」をリリースします。
iTunesヒップホップ/ラップアルバムチャート1位、ヒップホップ/ラップソングチャート1位、総合アルバムチャートで5位。
Apple Musicでは、ヒップホップ/ラップアルバムチャート1位を獲得します。
ラップスタイル
ライフスタイルを武器に日本語、英語、アラビア語のトリリンガルを使い、ハードコアにラップを展開していく。
生い立ち、リアルな気持ちを表現できるし、3か国語を操る言葉遊びで、独自のスキルを披露してくれます。
HIPHOPカルチャーを理解し、メロディアスでストーリー性のある曲作りで、HIPHOP DREAMを体現させてくれる”唯一無二”のラップスタイルである。
所属しているレーベルやチーム
2017年5月に、自主レーベル、ELDEEN INDUSTRY(エルディーン・インダストリー)をスタート。
コンセプトは”音楽とアパレルブランドを軸”に、社長として、ラッパーとして活動していくレーベルです。
仲のいい人物
R-指定、jinmenusagi、唾奇、MUD(マッド)From KANDYTOWNなどが同世代として、良きライバルとして良い関係を築いています。
他にも同じ関西出身ラッパー、GAZZILA、JAGGLA、孫GONGともラップを始めた頃からの仲です。
日本語ラップを聴くキッカケとなったAK-69とも旅行に行ったり、ルイ・ヴィトンの30万円もするバッグをプレゼントされていたり兄弟のような関係で、親しい間柄です。
オススメの音源
MC TYSON / SLUMDOGG MILLIONAIRE
子供の頃の貧しかった生活環境とハングリーから生まれた気持ちを、赤裸々にラップしています。
スリリングなトラックにバッチリラップがハマった、是非聴いてほしいゲットーミュージック。
MC TYSON / I HAVE A DREAM
ハードコアラップで夢を追いかける自身の気持ちをラップしている、リアルHIPHOPミュージック。
3rdアルバム「THE MESSAGE 3」に収録されている”Local Star”は、”I HAVE A DREAM”に向けているアンサーソングです。
MC TYSON Feat.KOWICHI / Young Love
若い頃の恋心をラップする、トラップ調のダンスミュージック。
KOWICHI(コーイチ)From”FLY BOY RECORDS”とタッグで生まれた極上のラブソング。
MC TYSONを代表する1曲になった、ヒットチューンです。
MC TYSON / SNOW BOY
映画「SCARFACE(スカーフェイス)」がモデルになっているのでしょうか。
コカ◯◯を愛する男をラップしています。
MC TYSON / I’m T
3rdアルバム「THE MESSAGE 3」に収録されている、現在の自分のことをラップにしたハードコアチューン。
発売直後から、人気急上昇です。
まとめ
生い立ちから生まれたオリジナルラップスタイルは、リスナーだけでなく、HIPHOP業界でも愛される存在です。
これからも、壮絶な人生を生き抜いた強いハートで、爆弾を投下してくることは間違いないでしょう。
HIPHOPリスナーならMC TYSONは絶対チェックしないといけないアーティストです。