BADSAIKUSH(バダサイクッシュ)From.舐達麻とのビーフで、2020年に話題となったKENNY-G(ケニージー)は、どんなラッパーなのでしょうか?
共演した楽曲をきっかけに衝突。BADSAIKUSHに、不満をぶつけビーフに発展しています。
地元でのライブや他県でのライブも活発で、確実に盛り上げHIPHOPヘッズを中心にファンを増やしています。
本物のギャングと噂があるKENNY-Gのプロフィールや過去・経歴、仲のいい人物などをまとめました。
覆面でラップする姿は強面ですが、作品のリリースとビーフで見せたKENNY-Gの一面は、HIPHOP愛を強く感じます。今人気急上昇中のラッパーの1人です。
KENNY-Gのプロフィール
MCネーム | KENNY-G |
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本名 | 古関健 |
生年月日 | 1990年生まれ |
出身 | 東京都福生市 |
SNS | Twitter / Instagram |
名前の由来
KENNY-Gは自身の名前のケンと、ブランデーの銘柄HENNESSY(ヘネシー)、自身のライフスタイルでもあるGANG(ギャング)の文字を掛け合わせて生まれた名前だそう。
アメリカのサックスジャズミュージシャン、Kenny G(ケニージー)が好きなことがあったこともきっかけで、良いなと思ったようです。
家族
両親はフィリピン人と日本人。
タガログ語(フィリピン語)を話せるようで、歌うときはタガログ語です。
幼少期はフィリピンで育ち、8歳頃に日本へ帰国。
中学校のときに、フィリピンへ帰ろうとしましたが、諸事情により帰れなかったそう。
2020年11月21日、地元福生で”CON SAFOS”というイベントを開催。
限定で新曲を販売し、売り上げをフィリピンの恵まれない子供達に寄付すると発言していました。母国愛を持った一面があります。
学歴
最終学歴は不明で、義務教育はほぼ、日本の学校に通っていました。
小学校は東京都あきる野市、中学校は福生市だったそうです。
調べても分からない事が多い人物です。
ファッション
福生市にある靴の修理屋「THE FIXXERS(ザフィクサーズ)」のオリジナルブランドをライブで着用しています。
スポーツアイテムなデザインでカッコイイですね。
また、広島のアパレルショップ「DELPHOI(デルフォイ)」とコラボし、オリジナルアイテムを販売しています。
タトゥー
洋彫は見える所に、和彫は見えない所に彫っているそう。
右手の甲の部分に、1万円札で作った薔薇のタトゥーです。
見えないタトゥーは調べても分かりませんでしたが、両腕に入っていることからガッツリ彫っていると思われます。
好きなアーティスト
R&Bが好きで、よく聴くそうです。
BRIAN MCKNIGHT(ブライアン・マックナイト)を憧れのシンガーとして挙げています。
インスタライブの質問でオススメの曲を聞かれ、内藤やす子の”六本木ララバイ”だと答えていました。
KENNY-Gの過去・経歴
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ラップを始めたきっかけ
2019年、ラッパーのO-JEE(オージー)にスタジオへ連れられ、機材設備に関心を持ち始めたようです。
しかし先輩ラッパーが布団を被ってRECや編集している姿を見て、その当時はラップをする気は起きませんでした。
その後、整った設備だったらやってみようと思い、ラップを始めます。
ラッパーとしての経歴・デビュー曲
2019年、ラッパーのO-JEE”GANITO KAME”に参加したことが初のお目見えではないだろうか。
その後、O-JEE名義”CARPE DIEM”に参加。
2020年に初のソロ作品、”BLOCK 6”をリリース。この曲のREMIXには、O-JEEをフィーチャリングしています。
”ALL EYEZ ON ME”を含めた1stアルバム、”KENNY-G”をリリース。
”桜の代紋”、”Kenny talk about 何?”を収録したアルバム、”OLD SPICE”をリリース。
シングル”RAIN”、”F.T.P”、”don`t stop”と、どんどんリリースします。
他にも、DJ DEEQUITE”DOPE SHIT”、O-JEE”ZION”、ROOZ”Backbone”、BADSAIKUSH”OUTLAW”に参加。
親交のあるアーティストと作品をリリースし、シンガーとしての実力を発揮しています。
事件・逮捕
米軍と喧嘩してニュースになったと話しているが、逮捕はされてはいないようです。
しかし2021年7月7日午前1時10分頃、覚醒剤0.9gと大麻1.6gの所持で現行犯逮捕。
自宅での所持容疑なので不起訴で終わる可能性もあります。
また、この件が大きく報道されたことで「住吉会系の暴力団」である事が本当だとわかりました!
BADSAIKUSHとビーフ
“OUTLAW”での共演をきっかけに、ビーフが起きる。
BADSAIKUSHが、KENNY-Gの先輩に失礼な態度を取ってしまい、KENNY-GがBADSAIKUSHを殴っています。
これがビーフの始まるキッカケではなかったようだが、その後の話に関係しているとも、ラッパー阿修羅micが話しています。
“OUTLAW”のミュージックビデオを撮影した後、BADSAIKUSHが、本物のギャングだったら警察に目立つからと、リリースを拒んでいたのだそう。
KENNY-Gは以前に、BADSAIKUSHを殴った件で、蟠りの気持ちがあり、Instagramで不満を爆発、音源はその間リリースされなかった。
その後、阿修羅micが仲裁に入ったことで、ビーフは話し合いの末解決し、KENNY-Gをフィーチャリングした楽曲”OUTLAW”をリリースします。
YOUTUBEで公開されましたが、その後、公式アカウントから、ミュージックビデオは削除されています。
KENNY-Gは2020年11月21日に、地元福生でのイベント限定で、捨てるのは勿体ないからとOUTLAWを販売していると思われる。
売り上げは、フィリピンの恵まれない子供達に寄付すると発言しています。
ラップスタイル
ギャングスタスタイルで、ラッパー以外にも仕事をしているらしく、噂通りの本物のギャングなのでしょう。
インスタライブでの発言は辻褄が合い、納得できます。
ミュージックビデオでも確認でき、リアルさが伝わってきますね。
周りに関わる人達も、筋金入りのワルらしいです。
歌えるラッパー
シンガーとして、様々なアーティストにフィーチャリングされ、甘い歌声を披露。
O-JEEが、ASKAの”始まりはいつも雨”を歌わせると上手いと話している。
本人は、ラッパーではなくシンガーを目指していると言っています。
英語や、タガログ語で歌いカッコイイですね。
HIPHOPのメロディをサンプリングして歌う所は、HIPHOP愛を感じます。
仲のいい人物
O-JEE
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彼に誘われラップを始めたことは勿論、楽曲への参加や制作にも関わっていると思われ、O-JEEも大好きだと言っています。
KENNY-Gのミュージックビデオにもよく出演していました。
O-JEEも本物のギャングらしいです。
SUNADEMUS(スナディモス)
KENNY-G”桜の代紋”にフィーチャリングされ、SUNADEMUSのサウンド、「紅谷町ラガマフィン倶楽部」のYOUTUBEに、EPリリースの宣伝として、KENNY-Gが出演しています。
O-JEEとも仲が良いですね。
阿修羅mic
仲が良いというか、ビーフの仲裁に入ったのが阿修羅mic。
KENNY-Gが阿修羅micをディスっていましたが、今は一緒にインスタライブに登場したり、食事したりと、良き先輩ラッパーとして交流を続けています。
オススメの音源
O-JEE Feat.KENNY-G / GANITO KAME
タガログ語が聴ける楽曲です。
お互い東京出身を代表として、ギャングスタラップを披露しています。
KENNY-Gらしさを、印象付ける一曲。
桜の代紋
警察に向けてラップしており、メロディアスなトラックがカッコイイです。
ミュージックビデオが新宿の歌舞伎町で、ギャングの活動拠点でしょうか。
プロデュースは、O-JEEにもトラックを提供しているI-DeA(アイデア)です。
F.T.P
ありのままのギャングスタライフを披露しており、DJ DEEQUITEのヤバイトラックでギャングスタラップをかますオススメの曲です。
和を感じるトラックと、KENNY-Gのライフスタイルがミュージックビデオに映し出され、ギャングだと確信できるような楽曲です。
O-JEE Feat.KENNY-G / CARPE DIEM
甘い歌声が聞けるオススメの曲。
ミディアム調のトラックで聴きやすく、フックの歌声がピッタリで、ポジティブな歌詞にも心にグッときます。
O-JEEとKENNY-Gのコンビは、全部間違いないです。
BADSAIKUSH Feat.KENNY-G / OUTLAW
どんな曲を作っていたか気になっていて、ビーフの末にミュージックビデオがYOUTUBEにUPされ、絶対にチェックしてほしい一曲。
BADSAIKUSHと、GREEN ASSASSIN DOLLARの最強タッグにフィーチャーした、甘い歌声でバッチリなメロディをのせて歌っています。
まとめ
何がリアルなギャングスタかを、証明してくれています。
ビーフを通して、本物を立証して、HIPHOP界でも注目されている一人。
嘘偽りない性格と、HIPHOP愛を感じるラッパー/シンガーであることは間違いありませ
ん。
ラップを始めてまだ1年足らずですから、今後の活動にも、目が離せないアーティストです。