フリースタイルで始まり、フリースタイルに悩み、フリースタイルに救われた男。
彼のキャリアとフリースタイルラップは切っても切れない関係。
B-BOYPARKの優勝で注目を集めた後、史上初のUMB連覇を成し遂げ日本を代表するフリースタイラーとして不動の地位を獲得。
地上波で放送されたフリースタイルダンジョンでも史上初の全ステージクリアを達成。
日本のMCバトルの歴史において、絶対に避けて通れない存在と言っても過言ではないでしょう。
現在はMCバトルから距離を置いた活動を行っており、自身の生活する東村山から生活に密着したHIPHOPを発信しています。
Youtubeでの活動も活発に行っており、今後の動向が注目されるラッパーです。
晋平太のプロフィール
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MCネーム | 晋平太 |
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本名 | 小林晋平 |
出身地 | 東京都→埼玉県狭山市 |
生年月日 | 1983年1月10日 |
身長 | 165cm |
YouTubeチャンネル | こちら |
SNS | Twitter / Instagram |
名前とMCネームの由来
名前の由来は本名から取ったようです。
なぜ晋平「太」なのかはまだ語られていないようです。
結婚
画像参考:こちら
2010年に結婚しているようです。
お相手は小林美緒さん(旧姓工藤)という方で、現在は東村山市で市議をやられているそうです!!
晋平太も現在の活動は東村山が中心ですので、ご夫婦で同じ街の為に活動をしているわけですね。
とても素敵です。
以下、結婚式の様子です。
学歴
最終学歴は明星大学卒のようです。
大学時代からラッパーとしての活動を本格的にスタートさせています。
ちなみにラッパーとしての仕事が無くなった一時期、郵便局に就職していました。
ファッション
オーバーサイズな着こなしにニューエラのキャップを合わせたオーソドックスなHIPHOPファッションが中心です。
Youtubeのチャンネルでもファッションに関する動画を多々アップしており、お洒落好きであることが伺えます。
また、キャップについてはかなりの愛着をもっていることがこの動画から伺えます。
性格
後述する「事件」から伺うことができますが、素直で不器用な性格のようです。
自身の思いをストレートに表現するため、それが彼のラップの魅力にも繋がっています。
素直ゆえの行動、発言が多くの人に共感を呼びますが、誤解を招いてしまうことも少なくないようです。
しかし、そういったトラブルの後に自身の過ちを素直に認めることができる人間性の持ち主でもあります。
趣味
これといった趣味はないそうです。
音楽を聴いても本を読んでもラップに繋がってしまうとのこと。
参考:https://ir-inc.net/interview/special/1808_shinpeita02.html
晋平太の経歴
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HIPHOPとの出会い
14歳の頃に出会ったHIPHOP好きな友人が詳しく教えてくれたそうです。
しかし高校生の頃は遊ぶのに忙しく、HIPHOPへの情熱が徐々に冷めてしまったとのこと。
ラップを始めたきっかけ
特にやりたいことがなかった頃に聴いたアルバムがきっかけでラッパーになることを志します。
それがNITROの「NITRO MICROPHONE UNDERGROUND」とOZROSAURUSの「ROLLIN’045」でした。
そして大学時代にラッパーのOJIBAHと知り合ったことから本格的な活動がスタート。
この頃にB-BOYPARKのMCバトルに出場しています。
主な活動経歴
- 2004年:アルバム「SHOW ME LOVE」発売
- 2005年:B-BOYPARK-MCBATTLEにて優勝
- 2006年:ミニアルバム「City of Angel」発売
- 2009年:アルバム「ARE YOU HAPPY?」発売
- 2010年:UMB2010東京予選、および本戦にて優勝
- 2011年:アルバム「REVENGE」発売
- 2011年:UMB2011REVENGEおよび本線にて優勝
- 2012年:戦極MC BATTLE 第一章にて優勝
- 2012年:UMB2012東京予選にて優勝
- 2013年:ベストアルバム「TODAY IS A GOODDAY TO DIE」発売
- 2013年:UMBの司会として全国を回る(〜2016年)
- 2014年:戦極MC BATTLE 第十章にて優勝
- 2015年:TV番組「フリースタイルダンジョン」に審査員として出演
- 2016年:アルバム「DIS IS RESPECT」発売
- 2017年:TV番組「フリースタイルダンジョン」を挑戦者として完全制覇
- 2019年:Youtuberとしての活動をスタート
- 2021年:TV番組「フリースタイルティーチャー」にて芸能人にラップを指導するティーチャーとして出演
デビュー曲
アルバム「SHOW ME LOVE」でデビューしています。
しかし、現在は取扱されていないので入手は非常に困難と思われます。
知名度を高めるきっかけとなった楽曲は「CITY OF ANGEL」です。
MC漢との関係
晋平太がUMBの司会となったことが原因で、9SARIGROUPとLIBRAのビーフに巻き込まれてしまいます。
詳細は漢a.k.aGAMIの晋平太とのビーフをご確認ください。
当時のことを振り返り、晋平太は次のように語っています。
みんなが知っての通り、漢くんと僕は対立してました。
でも漢くんの方が先輩でプロップスもあるし、僕なんて相手にするまでもないだろうなって思ってたんです。
代々木公園の時もそうですけど、僕と試合なんてする必要なかったと思うんですよ。
漢くんが一言「あんな奴とやるのは嫌だ」って言ったら僕は「ダンジョン」に出れなかっただろうし。
でもそれを「いいんじゃない、挑戦させなよ」って1度ならず2度も戦ってくれた。参考:https://kai-you.net/article/42790
ラップスタイル
真っ直ぐな言葉を滑舌の良い聞き取りやすいラップに乗せるスタイルです。
また脚韻を多用することで、淡々としたリズムでラップしていてもグルーブを感じることが出来ます。
MCバトルでは聞き取りやすい言葉でラップを繰り出し、常時韻を踏み続けます。
そして「ここぞ!」というタイミングでさらに強力な韻を放ち会場を一気に盛り上げていきます。
また高いバイブスから生み出される独特のパンチラインも晋平太の強力な武器です。
以下、有名なパンチラインをいくつか紹介します。
レーベル
RUDECAMPRECORDSに所属しています。
仲の良い人物
「R-指定」
UMBで歴史的勝負を繰り広げた間柄。
楽曲やイベントでの共演も多く、互いに実力を認め合う発言をしています。
二人でお互いの対決を鑑賞している動画は必見です。
仲の良さが伝わってきます。
「MCニガリ&言×THE ANSWER」
晋平太が行っているYoutubeチャンネルの動画でかなり頻繁にゲストとして呼ばれています。
やりとりを見る限り中の良い先輩後輩という間柄そのもの。
どっきり企画などは見ていてヒヤヒヤさせられます。
おすすめの音源・MCバトル
晋平太 – M.B.H〜MC BATTLE HISTORY〜
日本のMCバトル初期〜2012年までを総括したリリックに熱くさせられます。
晋平太だから歌える楽曲です。
主人公
晋平太らしさが最も表現されている楽曲ではないでしょうか。
真っ直ぐな歌詞に勇気づけられます。
SAYAMA GREEN
地元の狭山茶について歌った楽曲。
緑茶についてのラップ、唯一無二ではないでしょうか。
“R-指定 vs 晋平太” UMB2010 GRAND CHAMPIONSHIP
R指定VS晋平太。
MCバトルの歴史に刻まれる歴史敵な闘いです。
晋平太 VS GIL
晋平太VSGILの試合をMC漢とダースレイダーがジャッジする動画です。(18:20〜)
さすがのスキルですが、試合終了後のコメントがとても面白いです。
まとめ
今回は晋平太を紹介しました。
MCバトルとは一旦区切りをつけ、今後はHIPHOPを通して地元を盛り上げる活動にシフトしていくそうです。
それでも彼はフリースタイル、MCバトルとは切っても切れない関係。
またMCバトルで大暴れする姿を期待したいものです。